物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)

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著者 : 安達正勝
  • 中央公論新社 (2008年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019639

物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • いろんなフランス革命本を読んでいるが、そのたびごとに新しい事実を知る。やはり沢山読むべきだろう。

  • フランス革命の流れを追いながら、革命に関わった「人物」にスポットを当てて解説がされている。サラッと読めて流れも入って来やすい。「なぜここはこうだったのか?」という疑問がスルスル解決していくし、人物にスポットが当たることで革命に親近感が湧く。面白かった

  • フランス革命の流れを概観できる。出来事を細かく取り上げるのではなく、本にも書いてあるように著者が重視した視点に沿って軽重をつけてある。フランス革命について、高校世界史程度の知識を持っているとすんなり理解しやすいかと思う。
    佐藤賢一「小説フランス革命」を読んで面白かったが、すごい長編なので全体像を捉え直そうと思ってこの本を手に取ってみた。とても良い本だった。ライフネット生命の出口治明さんが「国家と政治を理解するために押さえるべき本」として推奨していた。

  • [革命の雄のお話]世界史の授業でも欠かさず取り上げられ、今日においても関連書籍の刊行が後を絶たないフランス革命。文字通り世界を揺るがす大事件であったこの革命を、人物やその動向に焦点を当てながら綴った作品です。著者は、これまでにもフランス革命に関する著作を多数世に送り出している安達正勝。


    有為転変が激しい革命の流れを、スッキリと、それでいて読み手の興味を持続(ないしは強化)する形で説明してくれているところが魅力的。千両役者がかくもここまで揃ったからこの革命が人を惹きつけるのか、それとも革命が偉大だからこそあらゆる人物が千両役者のように見えるのかは議論が分かれるところは思いますが、フランス革命の「物語」としての面白さが十二分に伝わってくる良作でした。

    〜フランス革命には、当時の歴史状況を越えた人類の未来への夢もこめられており、あるいは、これがフランス革命の最大の魅力かもしれない。〜

    新書にはアタりハズれがあるように思いますがこれは大アタり☆5つ

  • フランス革命のざっくりとした流れがわかります
    あくまで,ざっくりとです

  • 非常に面白かった。小説フランス革命を読んだ後ということもあり、次はまだかと興味深く読ませてもらいました。
    人の息遣いが聞こえるようで、堅苦しい話はなしに楽しませてもらいました。
    私たちが当たり前だと思っていることも、歴史的にはまだまだ日が浅く、そこに至るまでに特に女性の活躍があったことは忘れてはならない。

  • さまざまな小説、映画の背景となっているので時折フランス革命について簡単に見直したくなる。本書は人物エピソードが豊富で読みやすく、革命の全体的な流れを把握するのにも役立つ。

  • 1789-1804の怒涛の15年。実に読みやすい本であり、長谷川哲也「ナポレオン」、坂本眞一「イノサン」と併せて読むとイメージも拡がりそう。

  • 著者の他の著作を見ると女性に焦点を当てたものが多いようだが、本書においても、革命期に活躍した女性への言及が特徴的。

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    様々な闘争や権力の混乱が起こったフランス革命の全体像を、わかりやすく描いた良本。

  • フランス革命をキャラクター軸でも追いたい人は必読。

  • GWにベルばらを一気読みしたこともあって、久々にフランス革命熱が燃え上がり、積ん読だった読みやすいフランス革命本から取りかかることに。
    知っていた話も多く、大変読みやすい。現在のフランス革命のトレンドをいく、人物に焦点をあて、ミクロな視点で革命を見つめていく姿勢がよく分かる。ただその結果、フランス革命を知らない人には少し経過が分かりにくいかもしれない。これを読んで、他の専門書にもいく、そういう中級入門書としては最適だと感じた。

  • フランス革命の全容がよくわかる。
    全容なのに、とても細かいところまで書いてあったり、ちいさな人物がちょこまかでてきてとてもおもしろい。
    今まで勘違いしてたような解釈にも気付いたしフランス革命のお勉強の大一冊目として正解だった。

  • ルイ16世を処刑したシャルルアンリ・サンソン。潔く処刑台に登る人々を見てきた。しかし珍しくある女性が処刑前に激しく抵抗した。彼女のように処刑に対して抗う人がもっといたなら,この恐怖政治はもっと早く終わっていたかもしれない。彼はそう残したという。

  • フランス革命という様々な要素が凝縮された出来事を、主に人物の観点からわかりやすく叙述している。ブルジョワ革命という規定を背景にしつつも、ルイ16世やロベスピエール、ロラン夫人やナポレオンなどといった人物が革命に際していかに行動したか、いかに死んでいったかをいきいきと描き出している。フランス革命の概要を知るにはうってつけの1冊。

  • 革命勃発からナポレオン戴冠までを人物中心に説明している。「物語」とあるからもっと小説風なのかな、と思ったけど特にそんなことはなく普通にノンフィクションだった。
    全体的なフランス革命の流れを丁寧に述べつつ、ルイ16世の名誉回復を図っていたり数多くの女性革命家の活動に触れていたりと著書独自の視点も見えて面白い。

  • フランス革命は人口の3/4が40才以下という若さがあったから成し遂げられたのだと感じます。気合で乗り切っている局面もいくつかあるので。ただ、目的はある程度達成できたけれど当初の理想は実現しきれなかったという印象も強いです。元は決して打倒王家ではなく、国王を国家そのものから国民の代表へと変えるための革命のはずだったのですから。ルイ16世がフィクション作品でありがちな暗君扱いされていないのは新鮮。この本で知ったテロワーニュ・ド・メリクールとロラン夫人に興味が湧きましたので、次はその関連書籍に触れたいです。

  • この辺の歴史に振れるのは高校以来だけど、物語を編年体で記しつつ必要な人物の簡単な列伝を挿入してて、分かりやすいかった。

  • 面白いと思う。歴史の真実に迫ろうとする姿勢が伝わってきて良い。マメ知識が豊富なので、フランス革命マニアから素人さんまで楽しめる本ではないかと思う。

    読もうと思ったキッカケは、色々な本で引用されるのに、フランス革命を全然知らなかったからで、超素人さんだったから。

    色々な登場人物の立場に立った解説がされていて、著者の方の想像力と観察力が優れていると思う。もちろんフランス革命に関してもかなりいろいろな文献を読んで研究してみえると思われる。

  • 革命の有為転変をその時代に生きた「人」を軸に書かれている。

  • この本には、1789年〜1799年の約10年にも及ぶ
    フランス革命の初めから終わりまでを
    その次代で重要な役割を果たした人物の人生に注目しながら
    革命の主役、思想の変化を追って描かれている.

    ちなみに、本を読む前はフランス革命について
    ①人権宣言によって社会に大きな影響を与えた
    ②ギロチン
    ③「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」
    なんていう程度のことしか知らなかった自分が読んでも十分楽しめ、
    フランス革命/人権宣言に対するイメージが良くも悪くも変化する内容だった.

    フランス革命に関する本をもう数冊読んでみようと思う.

  • [ 内容 ]
    一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。
    しかし、希望とともに始まった革命は、やがて恐怖政治へと突入、ナポレオンを登場させ、彼の皇帝即位をもって幕を下ろす。
    本書は、ドラマに満ちた革命の有為転変をたどりつつ、当時を生きた人々の息づかいな社会の雰囲気を丁寧に追い、革命の時代を鮮やかに描き出す。

    [ 目次 ]
    序章 フランス革命とは
    第1章 「古き良き革命」の時代
    第2章 革命的動乱の時代へ
    第3章 国王の死
    第4章 ジャコバン政府の時代
    第5章 恐怖政治?革命政府の暗黒面
    第6章 ナポレオンの登場

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • フランス革命が教科書に載っているほど簡単なものではないということが分かる。女性にも焦点が当てられている。

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物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)の作品紹介

一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とともに始まった革命は、やがて恐怖政治へと突入、ナポレオンを登場させ、彼の皇帝即位をもって幕を下ろす。本書は、ドラマに満ちた革命の有為転変をたどりつつ、当時を生きた人々の息づかいな社会の雰囲気を丁寧に追い、革命の時代を鮮やかに描き出す。

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