洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)

  • 23人登録
  • 2.88評価
    • (0)
    • (0)
    • (7)
    • (1)
    • (0)
  • 1レビュー
著者 : 大久保喬樹
  • 中央公論新社 (2008年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019684

洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 副題にあるように幕末の岩倉使節団から横光利一までの洋行の歴史をたどった本、といきたいところだが、洋行の歴史というよりはむしろ、洋行を体験した作家らの内面の歴史と言い換えたほうが良いかもしれない。著者は比較文学を専攻された方なので、予想通りというか、文人の洋行体験の記述が中心。鷗外、漱石を始め永井荷風、高村光太郎、与謝野晶子、林芙美子、大杉栄、金子光晴、横光利一などの例が取り上げられている。日本近現代文学を洋行という視点で切り取った一冊という感じ。なので、表題にあるように文字通り洋行の歴史として読むには視点が偏っていて、物足りなさや違和感を感じるかもしれない。文学に興味があれば面白く読める。

全1件中 1 - 1件を表示

洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)の作品紹介

徳川幕府の方針が鎖国から開国に変わり、修好通商条約の批准書交換の使節団が太平洋を渡って以来、命がけの洋行が行なわれるようになる。初めは、国づくりの重点課題を学ぶための公費による渡洋ばかりだったが、徐々に目的が多様化し、私費による遊学、あるいは旅行や放浪も増えていった。本書は、約一〇〇年の間に、日本から外国への学びの旅が、どのように変化していったのかを、文化人の事例を中心に辿るものである。

洋行の時代―岩倉使節団から横光利一まで (中公新書)はこんな本です

ツイートする