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みんなの感想・レビュー・書評
密な本。古今東西における毒と薬の逸話を取り上げていて、飽きない。
『世界史』と銘打ってはいるが、日本史も多く登場したので、良い意味で予想が外れて楽しかった。
薬は毒ありきの存在で、その二つの差は紙一重、というより書いてあるようにむしろ表裏一体。 化学をもっと勉強していれば詳しく、深みもって読めたのだろうなあ。 特に興味もてたのは、 華岡青洲の麻酔手術世界一号の話と、 世界的にみると、日本の薬剤師は医者の従属的な立場にたたされている。その理由は医・薬同一だった漢方医が中心だった江戸時代から急に西洋の制度を導入したため、 という2点か。 ... 続きを読む »
毒と薬、世界史
読むのに抵抗感を喚起させられる言葉がタイトルとなっているが、なんのことはありません。読むと、むしろ、学術的好奇心を呼び起されます。
薬品トリビア満載の一冊。
ふと手に取った本だが、こんなに雑学に満ちた面白い本は初めてだ。本がメモと線だらけになってしまった。表裏一体である薬と毒。その歴史を原始~現代まで見た通史。アスベストなど最近になって人間に毒であることが分かったものも数多く、最後は少し怖くなってしまった。また、副作用が転じて正規の作用として治療に使われるようになったものもあり、まさに薬と毒の表裏一体性を感じた。色々な話の小ネタがいっぱいつまった良書。
世界は古代エジプト、日本は養老律令の時代から今日までの薬の歩みと、学者のエピソードがまとめられていて歴史物としても面白い。化学的に「薬」と「毒」を表裏一体として捉える視点も素人にも分かり易く斬新に思えた。
あと、トウガラシが鉄砲伝来の時期にポルトガル宣教師が日本に伝え、秀吉の朝鮮出兵の際に、目つぶしの武器として朝鮮半島に持ち込んだのが最初。中国やインドに伝わったのはさらにその後ってのは結構驚いた。
名前があれですが笑
面白いですよ。興味深い本です。
こーいう面で世界史をとらえてみるのも、新鮮でよいと思います。
毒と薬の歴史を、現代から地球誕生までの
あらゆる場面で取り上げ、人類がいかに
毒や病を克服してきたか、また、今新たに
医療が迎えている危機がわかりやすく書かれている。
それに、身近な話題から、知識として面白いエピソードなども
沢山載っているので、関心のある方には良いかもしれません。
毒と薬というのはおんなじものなんだなぁ歴史の流れの中で薬とか医療とかを考えるのにいい本でした

[ 内容 ]
毒にしても薬にしても、人類との関わりは、きわめて長く深い。
古くから人類は毒を避け、効能のある物質は活用してきた。
そして、それらを合成することが可能になってからは、良きにつけ悪し...





