物語上野動物園の歴史 (中公新書 2063)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121020635

感想・レビュー・書評

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  • なんか日本近現代史総集編という感じ。ちょうど東日本大震災の前まで。なんかすごい

  • 子供の頃から何度も足を運んだ上野動物園だが、上野という繁華な街にこれだけの動物展示・飼育施設があること自体が奇跡のようなもの。上野動物園は日本の、ひいては日本人の近代史と並走している。

  • [ 内容 ]
    明治五年、湯島の展覧場にオオサンショウウオなどが展示されて以来、140年の歴史を持つ上野動物園。
    明治期には、ニホンオオカミやトキが飼われ、徳川慶喜がナポレオン三世からもらったウマも暮らしていた。
    戦中には猛獣殺害という悲劇もあったが、いまでは飼育種数では世界有数の動物園に育ち、教育・環境保全などでも重要な役割を担っている。
    園長自身が激動の歴史を、代表的な動物たちのエピソードとともに案内する。

    [ 目次 ]
    第1章 開園前後
    第2章 宮内省の動物園
    第3章 東京市の動物園に
    第4章 平和の回復
    第5章 復興から発展へ
    第6章 新たな百年、そして二一世紀へ
    第7章 上野動物園の目指すこと

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2010年10月4日購入。読書期間2010年10月4日~

  • 上野動物園の歴史について、読みやすくまとまっていて、お勧めです。

著者プロフィール

著書に、『いきもの写真館シリーズ1〜4』(メディア・パル)、『動物
園ではたらく』(イースト・プレス)、『うんちくいっぱい動物のうんち
図鑑』(小学館クリエイティブ)、『日本人と動物の歴史1〜3』(ゆま
に書房)、『ZOOっとたのしー!動物園』(文一総合出版)、『だれの
うんち?』『だれの手がた・足がた』(偕成社)、『日本の家畜・家禽』
『ほんとのおおきさてがた・あしがた図鑑』(学研プラス)など多数。

「2022年 『人と動物の日本史図鑑 全5巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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