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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
金融・経済史に疎い私にとっては非常に「お勉強」になりました。
書かれていることは「筆者個人の見解」としつこいくらい断られていますが、あまりバイアスのない見解なのではないかと感じました。
そう、極めて「教科書的」のため「お勉強」になります。
※他の方がレビューに書かれているとおり「通貨はその国の総合力を表す」という表現には首を捻りましたが、「総合力」とは「国力」をさらにぼかした表現だなーと思いました。
おそらくGDPのような定量的材料ではなく政策運営とか定性的材料も含めているのかと。
世界経済やドル、ユーロ、円、元の概観や見通しがある程度わかるが、最後の章で財政再建の記述に誤りはあるし、通貨がその国の国力を反映するとか素人みたいな考えが書いてあったから一気にこの本の評価は下がった。
ブレトン=ウッズ体制の終焉から2008年のアメリカ発の金融危機、そしてユーロ危機に至る通貨の歴史を、世界の主要通貨である米ドル、ユーロ、人民元、円を中心に記述した本。これを読めば、いま世界経済で起きている様々な出来事が歴史と有機的に結びつけて理解することができ、視野が拡がる。非常に中身が充実しており、一読しただけで全て知識として定着させることはできなかったので、折に触れて本書を再読したい。
昨今、ちまたで通貨といえばFX。 ではこの本を読めば儲かるのか、というとまったく関係ないでしょう。 なら価値がないかというと、世界を経済という一断面から読み解きたいと思う人になら千金の価値かり、かもしれません。 たとえそれが金融市場を通してでも、世界を理解したい、というのは知性の本源と言っていいと思います。 ドル、ユーロ、人民元、そして円、という副題どおり、章別にそれぞれの通貨が取... 続きを読む »
中国含めて通貨問題、なかなか難しい状況というのはよくわかりました。そしてまさかのSDR。ちょうどこないだもテレ東でSDRの話してましたね。
ふむふむ。分かりやすかった。
特にアメリカが基軸通貨ゆえに、貯蓄せずに
消費に向かうのは金融の側面では理解できるね。
難しすぎてさっぱり分からなかった。経済や金融は、基礎が分かっていないから、頭で理解しようとしてもなかなか難しい。私としては、円とドルとユーロのうち、どれが「最初に」破綻するかを知りたいだけなんだけどね。円もドルもユーロもいずれ「破綻」(←定義不明確)するのは既定路線だと思うので、問題は時期と順番ということになる。まあ、専門家も含めて誰も分からないんだろうけど。本当にどうにもならなくなったら、アメリカとEUが組んで「世界統一通貨」なるものを強制導入してガラガラポン、とかやるのかね。って、そこまで考え始めたらもはやSFの領域か。
非常に秀逸。近代の経済の流れや各研究が非常に高い精度でまとめられており、辞書的な利用も可能。特に最終章の国際通貨体制に関する記述は、他ではなかなか目にすることができない。
但し高品質かつ高密度のため読み込むには相応の体力が必要か。
通貨を軸にして主要国のパワーバランスを解説。特に元のスタンスがよくわからなかったので、この本のおかげで多少スッキリした。しかし、全ての主要通貨国でのカントリーリスクがこれまでになく高まっている。これからいったいどこへ向かうのか。突然、大きな動きがありそうな予感もする。
主だった地域(通貨)毎に経済の流れと通貨の関係がわかりやすく書かれている。ここ数十年の経済動向と通貨政策について頭を整理するのに非常に良い。<br />歴史を振り返ると、ツールであるはずの通貨に世の中が振り回されていることが良くわかる。
グローバル経済のさまざまな動きを通貨、金融政策、実体経済の各側面から分析している。新書ではあるが、物事を分かりやすく伝えるというよりも、非常に細かく分析している、専門書的な本。
議論のスポットはリーマン後、特に2010年入り後に当たっているので、タイトルがやや大風呂敷&あまり鮮度が長持ちしなさそうな本という印象ですが、制度面の考察もきっちりしており、「通貨」がひとつのテーマとなった昨年の金融市場を振り返り、今後を考察するのに重宝する一冊。
ドルの将来、ユーロの展望、人民元の国際化、そして円の課題などを金融システムと経済の動きから丁寧に検証している。
ブレトン・ウッズ体制からリーマンショック、ギリシャ危機に至るまでのここ数十年の金融ネタには触れているので、歴史の復習には良かったかな。
金融の知識が圧倒的に不足しているので、少しずつ勉強せねば。。
財務総合政策研究所のランチミーティングで著者が発表するとのことだったので読んでみた。
タイムリーな話題で興味深いが、若干理解しきれず。。。
再読するつもり。
終わりにのところに出てくる国際局長や審議官の名前を知っているのがなんか面白い。
『通貨で読み解く世界経済―ドル、ユーロ、人民元、そして円』(小林正宏、中林伸一、2010年、中公新書) 本書は、円、ドル、ユーロ、人民元といった主要国の通貨について、国際経済の潮流を踏まえながら解説したものである。それぞれの通貨はつながっているから(たとえば円高になればすなわちドル安)、相互の関連がわかっておもしろい。加えて、2010年現在の世界経済の時事ネタも豊富で本当に勉強になる。ただ、... 続きを読む »
印象として文章の一文一文が長いなあと、従って読みにくさって言うのは否めないわけで。 ただ、書いてあることは最近の経済を把握する上で充分な内容であり、これくらいのことを把握しないで金のことを語るのは如何かとも思えるくらい。おれ自身知らない言葉も出てきて、もっと勉強しないといけないなあと思った。 何より今は、経済というより通貨そのものに興味を持っている。株やその他の派生商品と違って通貨だけ... 続きを読む »

P108





