英語の質問箱: そこが知りたい100のQ&A (中公新書 2086)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 174
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121020864

作品紹介・あらすじ

英語学習には、躓きの石がごろごろ。ちょっとした疑問に引っかかって、前に進めなくなることも少なくありません。英語を学ぶ老若男女から寄せられた疑問・質問の中から、英語をマスターする上で有用な事柄を一〇〇選び、明快な回答を付しました。疑問・質問は、「文法・語法」「語義・語源」「口語・俗語」「歴史・文化」「宗教・文化」に大別されるため、各項目にはこれらのカテゴリーも示しました。語学習得のコツも紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 英語のちょっとした疑問に答えてくれる本。英語上級者でも、そうだったのか、と思わされる項目が含まれていると思う。気が向いたときにパラパラとページをめくるだけで、英語の雑学を知ることができる。

  • 777円購入2011-06-24

  • "この本は、楽しかった。面白い。
    英語の回文?
    7月と8月の由来
    「おめでとう」複数形
    などなど、なるほどとうなる知識が満載。
    comeとgoの違いなどは、本当に為になった。
    comeは話し手の方に移動すること 接近
    goは話してから遠離っていくこと 離反
    だそうだ。英語が話せるくらいの人には当たり前のことだと思う。このような英語感覚を理解するとても良質な本。"

  • [教科書を飛び越えて]学校教育で習うものの、「こういう表現はどうすれば良いのだろう…?」という疑問が常に湧き上がってくる英語。『東京新聞』と『中日新聞』に寄せられたそんな数々の英語に関する疑問の回答をまとめた作品です。著者は、河合塾講師を経て翻訳家として活躍している里中哲彦。


    一問一答形式ですっきりとまとめられており、手軽に読み進めながら英語の学習をすることができるかと。下記のとおり、多くの学習者が同じような疑問で躓いているようですから、きっとご自身の関心にピッタリくる質問・回答も見つかると思います。


    著者が翻訳をされていることもあるからでしょうか、英語→日本語、日本語→英語に関する読者からの質問については、類例となる名文の紹介も含めて特に充実した回答になっていたように感じます。英語を改めて学び直したい方にオススメの一冊です。

    〜最初はどんな質問がくるのか予想もつかなかったのですが、いざ始めてみると、似かよった内容のものが多く、みなさん同じような疑問を抱いているんだなあとの感慨をもちました。〜

    ドッグイヤーが多い一冊でした☆5つ

  • 【配架場所】 図・3F文庫・新書 
    【請求記号】 080||CH||2086
    中公新書 No.2086
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/135724

  • 東京新聞・中日新聞に連載中の「英語の質問箱」の新書版。
    英語に関する様々な種類の質問に対して、詳細に解説される。

    英会話・英文法に関するものから、歴史や宗教に関するものまで、
    読むと、英語学習に向かう気持ちが新たになるのではないだろうか。
    新聞の連載の方も読んでみたい。

  • 語法、口語をはじめとした英語のコラムが100本。その語り口が文法書で語法や表現を羅列されている場合とは全く異なる面白さを生んでいる。

  • 近刊の続編から入られた方には物足りないところがあるかもしれない。しかし、新聞連載の性格上コンパクトにまとまった理解しやすい解説は、大変わかりやすく、十分楽しめてためになる学習書であると思う。

  • 東京新聞と中日新聞に連載されたものに、大幅加筆されたもの。
    100のテーマで英語の説明がなされる。
    例えば、
    1.「つきあっている人いる」を何て言う?というテーマで、Are you seeing anyone?というとか、
    2.読めなかった道路標識というテーマで、PED XINGは歩行者横断注意という意味だとか、
    3.<be willing to>の誤解というテーマで、喜んで~するという能動的な意味合いはなく、非常に社交辞令的な色彩を帯びていて、~してもかまわないという意味だとか、
    4.英語では「冬春夏秋」?というテーマで、春夏秋冬ではなく語順が変わって、winter, spring, summer and fallというとか、
    5.英米の「山」と「川」というテーマで、日本語の山は高い山から丘やちょっとした高台も含むが、英語の山は大きな山、険しい山のイメージだとか。
    勉強になった。
    なお、同じ作者がこれまでに3冊類書を出している、即ち、本書と「英文法の魅力」「英文法の楽園」。

  • うちがとってる新聞に載ってたなんて知らんかった・・・!
    いいコラムやなあ。こんなんあったら必ず読むやろなあ。

    特に
    「イメージで単語の意味をつかむ」
    「兄と弟・姉と妹を区別しない」
    これは勉強になった。
    さっそく授業でも取り入れつつあるこのごろ。
    「へえ~!」と生徒が言うようなネタをどんどんはさんでいこうと思う。

  • 資料ID: C0032156
    配架場所: 本館2F新書書架

  • 新聞連載の英語に関する質問コーナーをまとめた本.一項目2ページで100項目ある.雑学のようなことが多くて,そういうのが好きな人向け.簡単に読めるのはいいが,私には薄味で物足りなかった.

  • LとRの発音の裏ワザ、使える!ジョークも所々あって面白い。

  • 軽く読める英語雑学の本。東京新聞(中日新聞)に連載されていた記事をまとめたものということで、コンパクトに英語にまつわる様々な知識を教えてくれます。

  • なんとなく目に止まったので読んでみた。
    知らないことがたくさんあって中々おもしろかった。

    特に印象に残ったのは、9.11の同時多発テロのあったわずか3ヵ月後にプッシュ大統領が、But all in all ,it's been a fabulous year for Laura and me .と言ったことです。
    今までわたしはそんなこと全然知らなかったので(恥)
    今更驚いてます。

  • 歴史・文化の項がおもしろかったです。
    ・多民族国家アメリカでは、「メリークリスマス!」といわない-10
    ・米大統領([40]レーガンや[43]ジョージ. W. ブッシュ)の発言-13, 26
    ・「右」は、なぜ「正しい」のか?-70
    <A> 古代ローマに由来
     古代ローマでは「人体の右側には神が宿っている」と信じられていました。神の前に進みでるときは、神の宿る右足からだすことに決められ、反対に左足から進みでた場合は、神の祟(たた)りがあるとされていました。やがて、公共の建物に入るときには「正しく右足から入ったかどうか」をチェックする門番まで立つようになったといいます。そこから「右」すなわち「正しい」ということになりました。get off on the right foot(右足から踏みだす→出だしが順調である)という表現はそうした歴史のなごりです。
    The ancient Romans believed that the right side of the body was the good side, while the left side held evil spirits. Their word for "right", dexter, gave us dexterous, which means "skillful", whereas their word for "left", sinister, means "evil" or "wicked".〔大学入試センター試験〕
     (古代ローマ人は、体の右側はよい側であり、いっぽう左側は悪霊を宿していると信じていた。彼らの「右」を意味するdexterから、現在のdexterousができたのであるが、それは「巧みな」という意味をもっている。他方、彼らの「左」を意味する語sinisterは「不吉な」あるいは「邪悪な」にあたる)
     こうした経緯があって、英語でも「右」が「正しい」という意味をもつようになりました。
    (里中哲彦/翻訳家・河合文化教育研究所研究員)
    source: 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/nie/CK2010041302100042.html

    次の単語を短期留学ぶりに耳にして、懐かしくなった。
    blind date: a meeting between two people who have not met each other before. The meeting is sometimes organized by their friends because they want them to develop a romantic relationship(OALD)

  • 目からウロコ、ネタ満載!!

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著者プロフィール

河合文化教育研究所研究員(「現代史研究会」主宰)。著書に『日本人のための英語学習法』『はじめてのアメリカ音楽史』(以上、ちくま新書)、『教養として学んでおきたいビートルズ』(マイナビ新書)、『ずばり池波正太郎 』(文春文庫)など多数。

「2023年 『そのまま仕事で使える英語表現189』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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