カラー版 パタゴニアを行く―世界でもっとも美しい大地 (中公新書)

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著者 : 野村哲也
  • 中央公論新社 (2011年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121020925

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カラー版 パタゴニアを行く―世界でもっとも美しい大地 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 15年ほどパタゴニアに住んだ写真家さんの本です。
    わたしはKindleで読んだけど、紙のほうが写真はきれいにみえるんじゃないかしら?
    写真も本文も素敵でした。
    ちなみにパタゴニアは、南米大陸の南緯40度以南です。氷河や山々など美しい自然の写真がでてきます。

    最終章で、ヤーガン族という、モンゴロイド(人種)として、一番長い旅をしたであろう人達の末裔に会いにいった話がでてきます。
    そのおばあちゃんの言葉。
    「(嫌いなのは)貯める人よ」
    「食料を貯める人、愛情、有機、お金、自分のためだけに貯める人を私は軽蔑する」
    「血が体内を絶えず流れるように、すべてのものは止めちゃいけない。愛情もお金ももらったらどんどん外へ流す。
    絶えず流せば、より大きなものがまた別のところから流れ込んでくる。
    地球が回るように、すべてのものは流転しているのよ」
    「生きるというのは、光と闇の間を歩いていくようなもの。
    大切なのは、心の声にいつも敏感でいること、自然を敬うこと、そして周りの事象の意味を常に考えること。
    たとえ今はわからなくても、考え抜けば、必ず何かが浮かんでくるのよ」

    この写真家さん、(経済的にはわかりませんけど)豊かな人生送ってるなーと思います。
    そうそう、仙人的なんだよなー、と思いました。(男性ですけど、魔女的、とも言う)

    113の本もそうですが、自分たちって、がっつり貨幣をベースにした資本社会に組み込まれ、それが正だという価値観を疑いもしないんですけど、世の中それとはまったく違うシステムや価値観で生きてる人がいるんですよね・・・。

    アメリカに住んでるから日本と違う生活してるでしょ、と思われがちですが、そしてもちろん細かいところを見ていけば、あちこち違うのですけど、それでもアメリカ=グローバルスタンダードだし、日本はずっとアメリカばっかり見てお手本にしてるし、かなり似た生活してるんだと思う。

  • 写真家の著者がパタゴニアに移り住んで撮った写真と、その土地の人々や自然との交流を綴ったエッセイだ。
    パタゴニアの広い範囲にわたって訪問した記録や文章があり、その土地土地の違いがわかっておもしろい。
    パタゴニアに住む人たちとの交流は比較的最近の話であるはずなのに、ちょっと星野道夫のエッセイを思わせる。
    まったく知らなかった「パタゴニア王国」の歴史とその末裔の話が心に響いた。

  • パタゴニア。地名だとはわかっていても、その場所を正確に知りませんでした。南米大陸の南緯40度以南、アンデス山脈が南太平洋に沈むホーン岬までを含む広大な地をさします。国だとチリとアルゼンチン。まだまだ地球上には知らない場所が星の数ほどあるのだと思い知らされます。いい本でした。

  • すばらしく美しい写真とともに、とてもイキイキとした世界が描かれている。
    南米にいつかいかねば、という気にさせられる。

  • パタゴニアには浪漫と冒険が詰まっている!

    パタゴニアに魅せられてしまった著者さんの文章は、それはもう愛情に満ちていてなんというロマンチストという感じ!
    こういう風に世界を捉えられるのは素敵だ。世界を美しいと言える生き方は幸福だ。
    浪漫の形はひとそれぞれあるけれど、人として生まれたのならば浪漫に生きなきゃ勿体ない、なんてことまで思った。
    また旅に出たいな~(´ω`*)

  • 「異国から来た友よ、耳を澄まし、よく聞いておくれ。私たちの足もとに広がる大地は、祖先たちの"生命の灰"で作られている。大地は、常に仲間たちの魂で満ちている。大地が人間に属しているのではなく、人間が大地に属しているのだよ。土地の所有権を賭けて人々は争いを起こす。でも最後に人を所有するのは誰だい、大地ではないのかい?誰もがいつかはその下に埋められるのだから」





    「貯める人よ」

    「何でも。食料を貯める人、愛情、ゆうき、お金、自分のためだけに貯める人を私は軽蔑する」
    「なぜ?お金って貯めなきゃ貯まらないでしょ?愛情だって、貯めなければ寂しくなるでしょ?」
    「違う。血が体内を絶えず流れるように、すべてのものは止めちゃいけない。愛情もお金ももらったらどんどん外へ流す。絶えず流せば、より大きなものがまた別のところから流れ込んでくる。地球が回るように、すべてのものは流転しているのよ」



    「何も複雑なことはない、すべてのことは、よりシンプルなはず。純粋な心を持って考えれば、きっと何かが生まれていく」

    パタゴニアって南米?ってレベルで知らなかったんだけど、これ読んでだいぶ知れた。
    チリとー、どこかの国を合わせたとこ。アメリカ大陸の一番下。この前歩き方見てたときにでてきた、地球の果て博物館とかあるとこだった。
    みどころはとにかく自然。日本にすごく似てる風景もあって不思議だったなー。

  • 所在: 展示架
    請求記号:296.6||N95
    資料ID:11002139

  • パタゴニアに魅せられた写真家の紀行。パタゴニアの文化にも軽く触れている。サクっと読めるのが特徴かもしれない。
    パタゴニアに行く予定の人が予習として軽く目を通すのに向いているかな。

  • カラー写真で綴るパタゴニア。
    空が蒼い。
    著者は結局パタゴニアに魅せられてそのまま住んでいるらしい。

  • 変化に富む自然に魅せられて移住した写真家が、鋭鋒パイネやフィッツロイ、バルデス半島のクジラ、四季の花や味覚、そして人々の素朴な暮らしを余すところなく紹介しています。

    新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号296.5/N95

  • 読書期間:2011年4月21日-4月28日

    表紙に惹かれて読みました。
    こんな風景は何処にあるの?
    パタゴニアって何処?

    風光明媚な風景に魅了されました。

    一番印象深かった箇所は、最後のウルスラおばあさんとの会話でした。

    大阪市で生まれ育ったので、自然豊かな風景に羨望します。

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カラー版 パタゴニアを行く―世界でもっとも美しい大地 (中公新書)の作品紹介

パタゴニアは、南米大陸の南緯40年以南、アンデス山脈が南氷洋に沈むホーン岬までを含む広大な地だ。豊かな森と輝く湖水が美しい北部、天を突き破らんばかりの奇峰がそびえ、蒼き氷河に彩られる南部、そして一年中強風が吹き荒れる地の果てフエゴ島…。変化に富む自然に魅せられて移住した写真家が、鋭鋒パイネやフィッツロイ、バルデス半島のクジラ、四季の花や味覚、そして人々の素朴な暮らしを余すところなく紹介する。

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