つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)

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著者 : 小川克彦
  • 中央公論新社 (2011年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121021007

つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルからは、SNSを舞台にしたコミュニケーションの考察かと想像したら、半分しか該当しなかった。人間視点のコミュニケーション論は後半のみ。前半は「つながる」技術についての歴史に多くのページを割いていて、有線無線問わず、しかもかなり低層で古い時代までをカバーしている。HTTPやTCP/IPやLTEが「つながる仕組み」はもちろん、PDCから自動車電話やアナログ交換機、つまり黒電話から話がスタートするのがすごい。慶応SFC教授・元電電公社技術者が著しただけのことがあるが、読みものとしては、専門用語・概念がが多く、一般のひとにはやや分かり難いのでではなかろうか。

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  • コミュニケーションのまわりの技術の話、特に電話の発展は良い振り返りになりました。NTTの人だから詳しいわけだ。興味を持った章は、ヒトとヒトのつながりの未来であり、良い内容でした。

  • 対象とする若者にかたよりを感じる点は注意。

    「つながり」の技術発展史としてもおもしろい。

  • 前半の技術解説がボリュームありすぎだと思いました。高齢者の章はなかなか良かったと思います。

  • 前半はネットワークの構築について、インフラ目線で書かれており、無知だった自分でも理解できるくらいにわかりやすかった。
    後半はSNSでつながった若者の心情について、ネットで人々が繋がることで生まれるメリットとデメリットに分けて書かれている。
    全体を通して説明が丁寧でわかりやすいので、前半はありがたかったが、後半はくどく感じてしまった。ネットメディアについてさらっと知識を得るにはいいかも。

  • 前半は今のネット環境が整ってくるまでの軌跡が技術的な視点でわかりやすくく書かれていて、いい意味で期待を裏切られました。これほど当たり前に思っている技術もないので、ざっと勉強しておくのはいいですね。。
    後半は、今のネットをつかった若者の繋がり方をわかりやすく解説しました、って感じで、そういうつもりで読むぶんにはわかりやすいです。こういうことに関しては若者自身のブログ読んだほうが濃ゆくて面白いですねやっぱり。

  • しばらくITから離れた生活していたのですが、この度晴れて現代文明社会に回帰することになりました。んで、どっぷり浸かっちゃう前に一度客観的に通信メディアを捉えておきたいな、と思って、この本を読みました。
    専門用語乱発で煙に巻くような本だったらやだなーと思っていたのですが、開けてみればその逆で、各時代に台頭してきた通信の機構と原理の説明は極めて簡潔でわかりやすかったです。というか、むしろ作者はその進化を促した、コミニケーションに対する人々の心境の変化を主題として扱っていて、それがなかなか新鮮。
    でも考えてみれば当たり前ですよね。必要は発明の母というし、人々の需要、つまりこころが文明を象っているという考え方は、すごく人間的で好感がもてます。
    この本ではあまり突っ込んだ考察はされていませんが、あまり扱われないテーマのようだし、仕方ないでしょう。
    自分でもっと調べてみようかなとも思いました。
    とにかく、楽しませてもらいました。

  • 第4週 2/1(水)~2/7/(火)
    テーマ メディアとコミュニケーション


    ↓貸出状況確認はこちら↓
    http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00171936&maxcnt=1000&listcnt=50

  • 電話からデータ通信、インターネットに至る技術、サービスの変遷の紹介、SFCの学生の実態を紹介しながら若者のネットとの関わりの紹介、そして今後の社会とネットのかかわりについての考察という3部構成で、コミュニケーションとネットについて語られる一冊。
    サービス、技術の変遷はともかく、実際の学生たちのTwitterなどの活用の実態の紹介は興味深い。
    最後に、これからはネットでのコミュニケーションがリアルを包含していくという考察の上で、それでもやはりリアルなコミュニケーションへの渇望があり、それをネットが補完していくことでこれまでにない新たな社会が実現される可能性があるという論調は、目新しさはないかもしれないが、納得感あり。

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つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)の作品紹介

物心つくころからネットが日常にある「ネット世代」。彼らの心情や行動は、前の世代と比べて大きく変わった。ツイッターで「夕飯食べよう」とつぶやけば、場所や時間はもとより、相手さえ曖昧なまま、夕食に誘うことができる。いまや恋の告白や別れ話もネット経由である。時に賢く、時に理解不能なネット世代のつながりを求める心情とは、どのようなものか-。通信技術の進歩と心情の変化の両面から解読する。

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