心理学とは何なのか - 人間を理解するために (中公新書)

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著者 : 永田良昭
  • 中央公論新社 (2011年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121021250

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心理学とは何なのか - 人間を理解するために (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 心理学の有名な実験を取り上げなおし、その背景にある心理学者の理論的立場を洗いなおすことで、心理学がどのような仕方で人間を捉えようとしているのかという問題に取り組んだ本です。

    メタ心理学的な考察が展開されている本だと言ってよいのではないかと思いますが、哲学的な方法論に終始しているのでもなく、学説史的な形で心理学の中の人間観の変遷を追うといったスタイルを取るのでもなく、どちらかと言うとより現代的な心理学の諸研究・諸実験を幅広く紹介しながら、必ずしもそうした研究・実験をおこなっている心理学者自身が意識していない理論的前提を問いなおすことに、著者の力点が置かれているように感じました。

    必ずしも本書の中で明確な結論が導かれているとは言えないように感じられたのですが、現代の心理学がそれぞれの個別的な問題領域に囚われてしまい、ともすれば見失ってしまいがちな本質的な問いかけがなされていて、興味深く読みました。

  • 世界をどのように認識し、意味を読み取り行動しているか、"こころ"の働きの仕組みを追究する学問が心理学。具体的な"事実"を基礎として組み立てられてく人間の"こころ"の働きをさまざまな方法で観察し知識の体系化を試みている。具体例もかなり興味深いものばかり。私は小児科医チェイピンの話やハーロゥのアカゲザルの実験が印象的です。こころの働きの仕組みを理解しようとする事は大事なのです。

  • 基本心理学?の話。人とは何なのかを知ろうとする学問?今まで興味を持ってきた分野の基礎研究分野か?

    実験内容の説明が難しく、詳細が理解できなかった。物理化学の手法を取り入れているから?

  • 心理学の基本が書かれた本。論文調で書かれているので、理解するのが難しかった。

    個人的には、心理学が法や経済などの他分野とどのように関わっているのかという部分がおもしろかった。

  • もう少しじっくり読めばおもしろいかも

  • 心理学とは何かを探求したもの。「しぐさを見れば何を考えているかわかる」といったような俗っぽい心理学と、学問としての心理学はどう違うかを例を出しながら解説されている。(竹村俊介)

    ▼『ジセダイ』140文字レビューより
    http://ji-sedai.jp/special/140review/20110929.html

  • 僕には面白く感じられませんでした。

  • 口絵のトランプの写真、どこが間違ってるのかが分からない。
    分かる人がいたら、教えてください。

  • まとまりがない。終章で話をまとめてくれると思ったら拡散した印象。

  • 正直難しかったという印象。自分が浅学なためか頭にも入ってこず、著者の主張が何だったのかが見えなかった。結局心理学とは何なのか。心理学の本質を理解している人は未だいないというのが主張だったのか。心理学深い…

  • 帯にあるように、これから心理学を学ぼうとしている人、特に大学で心理学を専攻しようとしている高校生に、ぜひとも読んでもらいたいです。

    また、代表出的な事例について丁寧に解説してあり、永田教授の視点で実験結果を読み解いている部分もあるので、今まさに心理学をしている方にも、新たな発見があると思います。

    結局、「心理学とは何のか」という問いに対する答えは出ていないようにも感じましたが、ある意味それが「答え」なのかもしれません。

    本著にも触れてありましたが、研究対象が多岐に渡り複雑すぎて全体像が見えず、またその全体像を把握しようとしている人もいないのが、心理学に対する世間一般の認識の低さと誤解につながっていると思います。

    この本を読んで、心理学を学び直したくなりました。


    かなりの余談ですが、Harlowの実験で出てくる、アカゲザルの赤ん坊を怖がらせた動くクマのおもちゃが、ムシューダ(防虫剤)のCMに出てくるクマに似ていると思うのは私だけでしょうか(笑)

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心理学とは何なのか - 人間を理解するために (中公新書)の作品紹介

「髪をいじるのは会話が退屈だから?」…人の性格や本音を明らかにするのが心理学だとも言われるが、それは違う。心理学は、私たちがどのように世界を認識し意味を読み取り行動しているか、つまり「こころ」の働きの仕組みを追究する学問である。フロイトの夢解釈、アヴェロンの野生児、ケーラーの実験など、代表的な事例を丹念に解説し、心理学がどのような人間像を作り上げようとしてきたのか、その理論と体系を概説する。

心理学とは何なのか - 人間を理解するために (中公新書)はこんな本です

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