官僚制批判の論理と心理 - デモクラシーの友と敵 (2011-09-25T00:00:00.000)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121021281

感想・レビュー・書評

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  • 『官僚制批判の論理と心理』/中公新書/★★☆☆☆/本書全体の目的がそもそもよくわからず、読みとおしてみてもやはりよくわからなかった。精読していないからなのか。。。官僚制ってそういう文脈で捉えられてきたのね、という学びになったにすぎないかな。

  • 官僚に対して批判的な人が多い。効率の悪さもあるが、親方日の丸的体質と高級取りというイメージが先行している。しかし、現代の社会体制を維持していくためには官僚制は不可欠である。ようは、官僚制に対してどのように組み立てていくかが問題となっているのだ。
    仕事をしないとか、高給取りだとかの批判は愚痴でしかない。

著者プロフィール

1969年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。2003年、ボン大学哲学部で博士号(Ph.D)取得。早稲田大学政治経済学術院助教、岐阜大学教育学部准教等を経て、2010年4月より立命館大学法学部准教授。専門は政治学、政治思想史。主な著訳書に、Kampf und Kultur: Max Webers Theorie der Politik ausder Sicht seiner Kultursoziologie( Berlin: Duncker & Humblot, 2005)、『闘争と文化―マックス・ウェーバーの文化社会学と政治理論』(みすず書房、2006年)、『官僚制批判の論理と心理――デモクラシーの友と敵』(中公新書、2011年)、『はじめて学ぶ政治学』(共著、ミネルヴァ書房、2008年)、『大学と哲学』(共著、未來社、2009年)、クラウス・オッフェ『アメリカの省察――トクヴィル・ウェーバー・アドルノ』(法政大学出版局、2009年)、などがある。

「2011年 『比較のエートス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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