残留日本兵 - アジアに生きた一万人の戦後 (中公新書 2175)
- 中央公論新社 (2012年7月24日発売)
本棚登録 : 128人
感想 : 20件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121021755
感想・レビュー・書評
-
とかく神聖化又は英雄視されてしまう残留日本兵の実態を地域ごとに類型化しつつも、一人一人がどういった理由で残留したかを描き出した作品。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な理由で終戦後帰国しなかった人たちのインタビュー。
-
残留日本兵自体への評価ではなく、あくまで本自体への評価をすればあまり面白いものではない。
厳しく言えば「事実」的記載が羅列されているだけで、学者の仕事としてはその基本的前提を著作としてしたためただけと言えなくもない。
ただこの分野の研究が未だ進んでいないがための結果かもしれないが、そうだとするとそれはそれで少々悲しい。