漢字再入門 - 楽しく学ぶために (中公新書)

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著者 : 阿辻哲次
  • 中央公論新社 (2013年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121022134

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漢字再入門 - 楽しく学ぶために (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • カテゴリ:図書館企画展示
    2015年度第1回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」 第1弾!

    本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。

    木下ひさし教授(教育学科)からのおすすめ図書を展示しました。
        
    開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土)
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    ◎手軽に新書を読んでみよう
    1938年に岩波新書が創刊されたのが新書の始まりです。
    値段も分量も手ごろな新書は「軽く」見られがちなところもありますが、内容的に読み応えのあるものも多くあります。気に入った著者やテーマで探してみるとけっこう面白い本が見つかるものです。広い視野を持つために、興味や関心を広げるために新書の棚を眺めてみましょう。刊行中の新書を多様な角度から検索できるサイトもあります。(「新書マップ」)

    ◇新書で日本語を知ろう
    分かっているようで分からない日本語。まずは知ることですが、難しく考えず日本語の本を読んで親しんでみましょう。大切なのは気持ちですが、誤解を招かない表現もまた大切です。大学生として、社会人として知っておいて損がないのが日本語の知識です。

  • <目次>
    はじめに
    1時間目  漢字の数
    2時間目  とめ・はね・はらい、ってそんなに大事なの?
    3時間目  音読みと訓読みについて
    4時間目  筆順について
    5時間目  部首の不思議
    6時間目  学校教育と常用漢字について
    ホームルーム 新しい時代と漢字

    <内容>
    予想通りの本で喝采した。それは、とめ・はねなどの問題と筆順の問題だ。以前から文字は他人が見て読めるように(もちろん丁寧に)書けることが大事で、とめ・はねなどや筆順は(ある程度)いい加減でもいいと感じていたからだ。著者によると、超有名な中国の書家などの文字も筆順は違うらしい。結局は戦後すぐに文科省(のある人が)個人的な指針として作ったものが一人歩きしたらしい。
    また、以前から謎だった「法」「演」「漢」が「サンズイ」であることも解決した。結局は旧字体がとても大切である(「法」は本来「灋」。古代の裁判で羊がうそをついた人間を角で突き、川に流されることから)、ということだ。それによって本来の意味がわかるのだから。私は漢字の意味をとらえれば、さまざまな熟語(たとえば歴史用語なども)も間違えることなく書けるようになる、と考えているので、やっぱり我が意を得たりだった。  

  • 非常に読みやすく、いいスピードで読み進めることができた。2時間目の「とめ、はね、はらい、ってそんなに大事なの」と4時間目の「筆順について」が参考になった。

    印刷された漢字と手書きの漢字は形が違うことがある、ということは改めて確認できた

    中国語の漢字を書くときに、書き順がわからないときれいにかけない思いをしたことがあるが、きれいに書くための書き順というのはあると思う。

  • 「5時間目、部首の不思議」は、同じ著者の『部首のはなし』シリーズの前提となる話としてぜひ読んでおきたい。
    その他、書き順だの、とめ・はねの問題だのについても取り扱われている。だがこれは、子どもの質問に答えなければならない教育現場で漢字を教える人ならいざ知らず、もう漢字を覚えて使いこなしているそれ以外の社会人にとってはそんなにコミットできる話題ではないかも。

  • 文章も平易ですらすら読める上、何より分かりやすいのが良い。最近のクイズ番組とかで漢字の正しい書き順の問題が出ていたりするが、本書を読むとそういった問題の意味のなさが非常によく分かる。小学校の先生方は指導要項があって仕方がないのかもしれないが、小学生の子どもを持つ親を含め、本書には一度目を通しておくと、子どもたちの漢字嫌いが多少なりとも減るのではないだろうか。これまでの教育指導の原点がどこにあったのか、も含めて漢字教育や漢字自体の考え方など、まさしく漢字再入門書として必携とも言える。

  • 楽しく学ぶための第一歩として、学校漢字学習の矛盾点を突いていく本。漢字テストでとめ・はね・はらいが原因で減点された悔しい思い出がある方向け

    とてもわかりやすく、読めば少なくとも「漢字はつまらない」という固定観念は打破されると思う

  • 副題のとおりに楽しく読み終えた。
    書き順に対する疑問が解けたのが収穫。

  • 勉強になりました。

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漢字再入門 - 楽しく学ぶために (中公新書)の作品紹介

漢字学の第一人者が、漢字の意外な成り立ちや読み方の歴史、部首のふしぎなど、学生時代に知っておけばよかった知識を伝授し、真に必要な知識を解説、さらに望ましい漢字教育を提言。

漢字再入門 - 楽しく学ぶために (中公新書)はこんな本です

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