オスカー・ワイルド - 「犯罪者」にして芸術家 (中公新書)

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著者 : 宮崎かすみ
  • 中央公論新社 (2013年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121022424

オスカー・ワイルド - 「犯罪者」にして芸術家 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • ホワイトケースなどでちょいちょい出てくるオスカーワイルドとは何ぞや?と思って読んでみました。

    ホイッスラーとか最近展示があるし、サラベルナールもミュシャ展のおかげで知っていて名前や時代や関係性がちょいちょい繋がったw

    軽い気持ちで読み始めたけどやっぱりこの程度の興味で人の一生をじっくり事細かに書かれているのを読むのはなかなかつらいものがあったww
    そろそろギブアップしますw
    浅く知りたい人にはこれは深すぎるww
    84

  • 丁寧な調査のもと書かれたワイルドの評伝。当時の英国での同性愛がどう認識されていたかなど背景情報も詳しい。ワイルドがドレフュス事件と関わっていたとは!また、ワイルドの長男は日本に来たこともあったそう。
    一文字も書いてないうちから、天才として自分を社交界に売り込み、傑作をものしたのはあとからだったとか、本人の生涯は作品以上におもしろい!
    おすすめです。

    それにしてもボウジーとの腐れ縁は酷かったのだなあ。どうしても、ボウジーの言動のくだりは頭のなかでジュード・ロウで映像化してしまう...

  • オスカー・ワイルドについて全く知識がなかったが、読み終えることができた。非常に分かりやすく書かれていた。

  • 科研費の成果という点も素晴らしい。

  • 新書だけど、かなり情報量が豊富。一般に流布しているワイルドの「殉教者」としてのイメージを相対化するのが狙いらしい。ダグラス卿に対する二枚舌とか、性科学に対する関心とその利用とか、あとドレフュス事件との意外な関わりには驚かされた。日本ではあまり馴染みのない「変質論」(当時の脳科学みたいなもの)にも多く言及していて、ヨーロッパのゲイ文化史の教科書としてすばらしい。

  • オスカー・ワイルとがアイルランド出身の作家だということは知っていましたが、それ以外はほとんど生涯については何も知らず、パリに墓があることも本書で初めて知りました。ただ、それ以上に、本人の人生が波瀾万丈と言いますか、こんな奴が知り合いにいたら絶対親しくなりたくはないと思わせる、そんな人でした。『サロメ』『ドリアン・グレイ』は読んだことがありますが、だからといって作者が倒錯的な人だとは思っていなかったのですが、むしろ作品よりも作者自身の方が遙かに一線を越えてしまっている、そんな感じです。著者が述べているように、日本人だからこそある程度の距離をもってワイルドの生涯をたどることができていたのではないか、そう思います。

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オスカー・ワイルド - 「犯罪者」にして芸術家 (中公新書)の作品紹介

『サロメ』『幸福な王子』『ドリアン・グレイの画像』など多くの著作と数々の警句で知られる「世紀末芸術の旗手」オスカー・ワイルド。アイルランドに生まれ、オックスフォード大学在学中から頭角を現した青年期に始まり、同性愛裁判に敗北し、保守的なイギリス社会から追放される晩年まで。「私は人生にこそ精魂をつぎ込んだが、作品には才能しか注がなかった」-どの作品よりも起伏と魅力に富んだ彼の生涯をたどる。

オスカー・ワイルド - 「犯罪者」にして芸術家 (中公新書)はこんな本です

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