日本写真史 下 - 安定成長期から3・11後まで (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121022486

感想・レビュー・書評

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  • こちらは上巻に続き、1975年から2013年まで。
    上下巻あわせて、日本の写真とその位置づけ、さらにはそれを取り巻く歴史が非常に整理されて記載されており、自分にとっては写真を撮る知識以外に非常に有益な情報が満載であった。
    巻末の年表もよく整理されている。

  • 1975〜2013年まで日本写真史。時代を彩った写真家や写真集、カメラから携帯電話、スマホへ至る撮影することの変化。巻末には写真史関連年表、主要写真賞年表も収録。資料としても充実。

  • 締め括りが志賀理江子さんの螺旋海岸というのはなんだか腑に落ちる
    仙台メディアテークでの展示ではかなりショックを受けたもの

    上下巻それぞれおもしろかったです

  • 2014/2/27読了。
    主に写真家の活動や業績を追いながら、表現手段としての写真と社会との相互の関係性をまとめた近現代史。面白かった。
    表現の手段としてではない写真(世界でこれまでに撮影されてきた写真の9割以上はそういう写真だと思う。僕の父や僕の撮った写真は全部そうだ)についてもチラリチラリと触れてはあったが、その辺りの歴史をもっと知りたい。

  • 勉強になりました。

  • 下巻。東日本大震災で締めくくられている。

    これから自分も写真で何ができるかを考える。

著者プロフィール

鳥原 学(とりはら・まなぶ) 1965年大阪府生まれ。近畿大学商学部卒。93年から写真弘社で写真ギャラリー「アート・グラフ」運営担当。2000年からフリーに。現在、写真評論家。日本写真芸術専門学校、東京ビジュアルアーツ、東京造形大学で講師をつとめる。2017年日本写真協会賞学芸賞受賞。著書に『日本写真史 上・下』(中公新書 2013)、『写真のなかの「わたし」』(ちくまプリマー新書 2016)、『時代を写した写真家100人の肖像 上・下』(玄光社 2018)ほか。

「2021年 『教養としての写真全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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