NASA ―宇宙開発の60年 (中公新書)

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著者 : 佐藤靖
  • 中央公論新社 (2014年6月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121022714

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NASA ―宇宙開発の60年 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • NASAの歴史をまとめた本。NASAを取り巻く社会情勢や政治事情にも触れられており、組織の性質を知ることができる。また、近年の動きや今後の展望も述べられており、なんとなくわかった気になれる。

    佐藤氏の『NASAを築いた人と技術』より俯瞰的で、一発目に読むならこの本のほうがいい気がする。人物に関しての記述は薄め。

  • 請求記号・538.9/Sa
    資料ID・310007694

  • 組織としてのNASAの成り立ちと、
    業績、問題について解説する一冊。
    1960年代に起こった宇宙開発競争のような
    花形事業だけでなく、無人探査や宇宙望遠鏡などの
    比較的地味な事業についても
    しっかりと順を追って歴史を紹介しており勉強になった。
    全体的に読みやすく写真も多いためイメージしやすい。

  • アポロ計画、スペースシャトル計画などの巨大プロジェクトを実現させてきたNASAの生い立ちを政治との関わりに視点を置いて辿るノンフィクションです。「宇宙の起源とは」などの知的好奇心の探究と「難病の克服・貧困の絶滅」などの身近な福祉の問題を天秤にかけた時、前者を世論が支持する時代背景であればこそ、莫大な予算を宇宙開発に向けることを世論が支持し、それを受けてNASAも月着陸という壮大なアポロ計画を達成することが
    できました。一方、後者を世論が支持する現代では「有人火星探査」という目標を掲げても、人々の琴線には触れにくいのかも知れません。有人火星探査となれば、往復で3年~4年必要ですから、その途中でアメリカ大統領が代わるかもしれないし、政権の方針も変わるかもしれません。飛び立った宇宙飛行士を最後までフォローするにはかなり安定した政権でないと実現できないような気がします。
    NASAの生い立ちをアポロ計画、スペースシャトル計画、国際宇宙ステーション計画、無人惑星探査計画の4つの柱に分類しつつ辿る本書は、純粋に科学だけではなく、世論や政治との関わりの中で変化を強いられたNASAの実情を非常に分かりやすく解説しています。

  • NASAの歴史(政治)を概観する。今やNASAは自前で宇宙ステーションに行くことすらできない。それでもNASAは特別なところだ。がんばれ、NASA!ついでに、がんばれ、JAXA!

  • NASA史を解説する新書。技術的なブレイクスルーよりは、むしろNASAを取り巻く政治的な動きのほうに焦点があてられている。いかにも科学技術庁の元官僚らしい視点から書かれた本だと感じた。
    NASAの本ではなく、科学技術の研究開発を使命とする官僚組織が抱えやすい問題点の実例集として読むべきである。

  • 勉強になりました。

  • 歴史的経緯と内部事情を網羅する.が,残念ながら宇宙開発に焦点が当てられ,航空技術研究は殆ど触れられていない.NASAの今後への提言は,JAXA(というより旧NAL)も良く噛み締めるべきでは無かろうか.

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NASA ―宇宙開発の60年 (中公新書)の作品紹介

米ソ冷戦下の1958年、宇宙開発の総合的推進機関として設立されたNASA(米国航空宇宙局)。強力な研究開発センターをいくつも擁し、宇宙への"最前線組織"として、アポロ、スペースシャトル、国際宇宙ステーション、惑星探査などの計画を進めた。だが予算削減、事故、国際情勢の変化により、その目的は変更を余儀なくされていく。本書は、時代の波に翻弄されながらも宇宙開発に挑んできた巨大技術組織の軌跡を描く。

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