- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121023117
作品紹介・あらすじ
スキマには植物が満ちている。駅のホームのはじっこ、ビルの窓枠、車道の割れ目…。「なんでこんなところに?」と思うような場所にも旺盛に成長している。じつは植物たちにとってスキマは窮屈な住みかなどではなく、のびのびと暮らせる「楽園」なのだ。タンポポやミズヒキなど身近な植物から、ケヤキやポプラなど意外な植物、さらに里山や海辺、高山植物まで、百種類以上のスキマ植物をカラーで紹介。
感想・レビュー・書評
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雑草、というジャンルにくくりがちな植物に該当する。それらの名前、生態等を平易に解説。
とても興味深い。
散歩の時に持ち歩きたい本。日常に寄り添う内容。
読了40分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近所で見かける植物も多く楽しめました。
しかしスキマの植物の本の2冊目らしく、気付かずにこの本から読んでしまったために文中に時々登場する『前著〇〇ページ』が全く参考にならず…。
それが残念でした。 -
2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1168.html
友人に教えてもらったTV番組 「ヘウレーカ」。 面白かった。
その先生 塚谷 裕一氏 が書いた本を読みましょう。
知ってるものや、知らないもの。写真と文章が興味深い。
目次を参考に 植物リストを作りました。
散歩に役立てたい!
2018/04/04 予約 4/10 借りて読み始める。5/22 読み終わる。 -
前作の大ヒットによる続編ではありますが、前作とは違うスキマ植物が続々登場。奥が深いです。
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よく近所の道路などで見かける植物がたくさん載っていて楽しい。名前を調べるのに良い本です。
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見たことのある植物が出てくると思わずうれしくなった。そんな狭いスキマで生き生き頑張ってるんだな。おかげで散歩の楽しみが1つ増えました。
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前作『スキマの植物の世界』の続編にあたる一冊。
前作より知らない植物が多かった。
意図的に屋根に植物を定着させる芝棟が、個人的にとても良いと思う。見た目がキレイ!もっとこういう建物があってもいいのでは?植物も建物もメンテナンスが難しくなるのかな?
畑でたまに見かける、土にシートをかぶせた場所に野菜を植えている光景は、意図的に"スキマ"をつくっていたんですね。雑草対策と保温効果があるらしい。頭がいいなぁ。 -
ど根性の集まり(笑)。
都会には実はスキマが限りなくあるのだと再確認。
まぁ、練馬区は区自体がスキマのようなものだが。 -
スキマ植物第二弾。
相変わらず文章が素晴らしい。
本当に名文。余計なものが一切ないのに、著者の人となりまで伝わってくる。
2冊セットで何度でも読み返したい。 -
スキマを見てないと分かった。数えるほどしか覚えがない。写真撮る。
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2015年5月新着
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面白かったです。
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<目次>
第1章 スキマの風景
第2章 逃げ出してきたスキマの植物
第3章 帰化してきたスキマの植物
第4章 古くからの人里スキマの植物
第5章 海辺のスキマの植物
第6章 高山のスキマの植物
<内容>
植物の遺伝子研究者が、趣味の”スキマ“植物の紹介本第2弾(でも第1弾はまだ読んでいない)。本職も趣味も
あまり変わらない気はするが、読んでいるとスキマ植物(つまり雑草)への“愛”を感じる。カラー版だが、図鑑ではないので花や葉の特徴は写真からはよく伝わってこない。 -
塚谷 裕一氏は植物の知識が抱負なので、読んでいて飽きません。1種づつの解説は短い文章なのだけれど、自分の知らない事も多く記述されているので、勉強になるうえ文章が締まっているので、疲れません。
各種ごとに写真が載ってますが、主役の草木以外は画像処理でぼかしてあり、まわりの環境がなんとなく分かる程度のぼかしで、主役が際立ち、読者への配慮が感じられます。