カラー版 - スキマの植物の世界 (中公新書 2311)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 135
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121023117

作品紹介・あらすじ

スキマには植物が満ちている。駅のホームのはじっこ、ビルの窓枠、車道の割れ目…。「なんでこんなところに?」と思うような場所にも旺盛に成長している。じつは植物たちにとってスキマは窮屈な住みかなどではなく、のびのびと暮らせる「楽園」なのだ。タンポポやミズヒキなど身近な植物から、ケヤキやポプラなど意外な植物、さらに里山や海辺、高山植物まで、百種類以上のスキマ植物をカラーで紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 雑草、というジャンルにくくりがちな植物に該当する。それらの名前、生態等を平易に解説。

    とても興味深い。

    散歩の時に持ち歩きたい本。日常に寄り添う内容。

    読了40分

  • ふむ

  • 近所で見かける植物も多く楽しめました。
    しかしスキマの植物の本の2冊目らしく、気付かずにこの本から読んでしまったために文中に時々登場する『前著〇〇ページ』が全く参考にならず…。
    それが残念でした。

  • 2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1168.html
     
    友人に教えてもらったTV番組 「ヘウレーカ」。 面白かった。
    その先生 塚谷 裕一氏 が書いた本を読みましょう。

    知ってるものや、知らないもの。写真と文章が興味深い。
    目次を参考に 植物リストを作りました。
    散歩に役立てたい!

    2018/04/04  予約 4/10 借りて読み始める。5/22 読み終わる。

  • 前作の大ヒットによる続編ではありますが、前作とは違うスキマ植物が続々登場。奥が深いです。

  • よく近所の道路などで見かける植物がたくさん載っていて楽しい。名前を調べるのに良い本です。

  • 見たことのある植物が出てくると思わずうれしくなった。そんな狭いスキマで生き生き頑張ってるんだな。おかげで散歩の楽しみが1つ増えました。

  • 前作『スキマの植物の世界』の続編にあたる一冊。
    前作より知らない植物が多かった。
    意図的に屋根に植物を定着させる芝棟が、個人的にとても良いと思う。見た目がキレイ!もっとこういう建物があってもいいのでは?植物も建物もメンテナンスが難しくなるのかな?
    畑でたまに見かける、土にシートをかぶせた場所に野菜を植えている光景は、意図的に"スキマ"をつくっていたんですね。雑草対策と保温効果があるらしい。頭がいいなぁ。

  • ど根性の集まり(笑)。
    都会には実はスキマが限りなくあるのだと再確認。
    まぁ、練馬区は区自体がスキマのようなものだが。

  • スキマ植物第二弾。
    相変わらず文章が素晴らしい。
    本当に名文。余計なものが一切ないのに、著者の人となりまで伝わってくる。
    2冊セットで何度でも読み返したい。

  • スキマを見てないと分かった。数えるほどしか覚えがない。写真撮る。

  • 2015年5月新着

  • 面白かったです。

  • <目次>
    第1章  スキマの風景
    第2章  逃げ出してきたスキマの植物
    第3章  帰化してきたスキマの植物
    第4章  古くからの人里スキマの植物
    第5章  海辺のスキマの植物
    第6章  高山のスキマの植物

    <内容>
    植物の遺伝子研究者が、趣味の”スキマ“植物の紹介本第2弾(でも第1弾はまだ読んでいない)。本職も趣味も
    あまり変わらない気はするが、読んでいるとスキマ植物(つまり雑草)への“愛”を感じる。カラー版だが、図鑑ではないので花や葉の特徴は写真からはよく伝わってこない。

  • 塚谷 裕一氏は植物の知識が抱負なので、読んでいて飽きません。1種づつの解説は短い文章なのだけれど、自分の知らない事も多く記述されているので、勉強になるうえ文章が締まっているので、疲れません。
    各種ごとに写真が載ってますが、主役の草木以外は画像処理でぼかしてあり、まわりの環境がなんとなく分かる程度のぼかしで、主役が際立ち、読者への配慮が感じられます。

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著者プロフィール

1964年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。現職は東京大学大学院理学系研究科教授。岡崎統合バイオサイエンスセンターおよび放送大学客員教授も努める。おもな著書に、『漱石の白くない白百合』(文藝春秋)、『変わる植物学、広がる植物学』(東京大学出版会)、『スキマの植物図鑑』(中公新書)など。趣味は、植物に関するさまざまなこと、エッセイ書き、おいしいもの探索など。

「2018年 『多様な花が生まれる瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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