特攻――戦争と日本人 (中公新書)

  • 78人登録
  • 3.54評価
    • (2)
    • (4)
    • (6)
    • (1)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 栗原俊雄
  • 中央公論新社 (2015年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121023377

特攻――戦争と日本人 (中公新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 12月8日 太平洋戦争開戦記念日

  • 一方的な見方を一方的な見方で修正しようとした感じで少々残念。この手の本はどんなに周到にしているつもりでも著者の思い入れがどうしても表出するもの、その意味でもったいないと思う。
    それにしても特攻を巡る疎外態のおぞましさはまさに戦慄モノ。まだ100年も経たない紛れもない事実が自分の生活する国の歴史に存在することをやっぱり強く意識しないと。例えば北方面がどうとか言って優越感を煽ってる場合じゃない、似たようなもんだったんだと思うんですがね、当方は。

  • 特攻(航空機に限らない)の成り立ちから実情、関わった人々、そして戦後日本での位置付けの変遷までを包括的に説明していて、この作戦、というより現象に関心を持つ人への入門的な内容。興味を引くトピックが配されていて、読者をぐいぐい引っ張る。戦後70年が経ち、特攻を改めて客観的且つ冷静に再評価する事は、日本人が将来、別の形で同じような境地に立たされる事がないよう、必要不可欠な義務と言える。

  • 特攻。
    世界戦史の中で日本だけが実行した十死零生の自爆攻撃。
    特攻が実行される前、その下地、特攻が許容される日本人の潜在意識、という歴史的且つ精神的な背景。
    そして特攻が実行されるに至った経緯、発案者、実施者、命令する側から見た特攻、命令される側である一般兵士の特攻。
    視点によって全く違う特攻が其処にある。戦後、生き残った命令者は特攻は自発的なものであったと言い張り、生き残った特攻隊員は自分の意志すら確認されない命令であったと言う。もちろん自発的な特攻もあったのだろうし、有無をいわさず特攻部隊に異動になる事もあったのだろう。
    一括りで全体を説明することはとても難しい。大正時代から昭和初期に男子として生まれたが故に特攻せざるを得なかった多くの若者たち。
    重く深く考えさせられる話でした。

  • 2015年10月新着

  • 読んでいて、今までで一番落ち込む本。
    まさかこのような本で池田さんに会うなんて。

  • -

    第2次世界大戦末期、追いつめられた日本陸海軍は、爆弾もろとも敵艦船などに体当たりする特別攻撃=「特攻」を将兵に課した。当初は戦果を上げたが、米軍の迎撃態勢が整うと効果は低下。軍は特攻専用の航空機「桜花」、潜水艇「回天」なども投入する。だが大勢は挽回せず、敗戦までの1年弱の間に航空機だけでも4000人が犠牲となった。本書は、日本人特異の「戦法」の起源、実態、戦後の語られ方など、その全貌を描く。

全7件中 1 - 7件を表示

栗原俊雄の作品

特攻――戦争と日本人 (中公新書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

特攻――戦争と日本人 (中公新書)の作品紹介

第2次世界大戦末期、追いつめられた日本陸海軍は、爆弾もろとも敵艦船などに体当たりする特別攻撃=「特攻」を将兵に課した。当初は戦果を上げたが、米軍の迎撃態勢が整うと効果は低下。軍は特攻専用の航空機「桜花」、潜水艇「回天」なども投入する。だが大勢は挽回せず、敗戦までの1年弱の間に航空機だけでも4000人が犠牲となった。本書は、日本人特異の「戦法」の起源、実態、戦後の語られ方など、その全貌を描く。

特攻――戦争と日本人 (中公新書)はこんな本です

特攻――戦争と日本人 (中公新書)のKindle版

ツイートする