ロラン・バルト -言語を愛し恐れつづけた批評家 (中公新書 2339)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 319
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121023391

感想・レビュー・書評

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  • 非常にわかりやすい文章で、ロラン・バルトの人生と作品を追っている。
    惜しむらくは、バルトの翻訳作の案内が全て網羅されておらず、著者による読書案内がないのは残念であるが、その点を除けば、ロマン・バルトへの愛を感じさせる、彼の網羅的な案内となっている。

著者プロフィール

(いしかわ・よしこ)
1980年、京都大学文学部卒業。東京大学人文科学研究科博士課程を経て、1992年、パリ第VII大学で博士号取得。フランス文学専攻。明治学院大学名誉教授。著書『自伝の時間——ひとはなぜ自伝を書くのか』(中央公論社)『旅のエクリチュール』(白水社)『青のパティニール 最初の風景画家』(みすず書房)『ロラン・バルト』(中公新書)ほか。訳書  モディアノ『サーカスが通る』(集英社)、フェーヴル『ミシュレとルネサンス』(藤原書店)、ロラン・バルト著作集7『記号の国』、ロラン・バルト著作集10『新たな生のほうへ』、バルト『零度のエクリチュール 新版』『ロラン・バルトによるロラン・バルト』、マルティ他『ロラン・バルトの遺産』(共訳)、フリゾン=ロッシュ『結ばれたロープ』(以上みすず書房)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

「2023年 『ロラン・バルト 喪の日記 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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