浄土真宗とは何か - 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121024169

感想・レビュー・書評

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  • 歴史的な背景や一族の系譜も踏まえて書かれていて、理解が深まる。

  • 浄土真宗の系譜を読み解く作品。
    自分自身浄土真宗について誤解していた点が多く、勉強になった。特に他の神仏に対する参拝とか。
    やはり、殺生が生きていくのに不可避であった中世において浄土真宗はやはり革新的であったし、その一方で現世利益のまえに呪術や加持祈祷が当たり前だった鎌倉時代においては、マイノリティだったのだ。
    浄土真宗を西欧の宗教改革とまで位置づけるのはちょっと無理があるのかなぁ。

  • 比較的読みやすく読み進める事が出来ました。
    「良くも悪くも学者・研究者だなあ~」と言う感想。
    「宗祖・開祖としての親鸞ではなく歴史上の親鸞を」
    という試みとしては成功しているんでしょうが・・・。
    タイトルの「浄土真宗とは何か」は少しミスマッチかと。

著者プロフィール

日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授。
障害児者施設3か所にて13年間勤務。ミシガン州立大学教育学部大学院リハビリテーションカウンセリング専攻修了(MA)。同志社大学社会学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了(Ph.D. 社会福祉学)。
[主な著書]
『援助論教育と物語――対人援助の「仕方」から「され方」へ』(生活書院、2014年、単著)、
『SOGIをめぐる法整備はいま――LGBTQが直面する法的な現状と課題』(LGBT法連合会編、かもがわ出版、2023年、共著)など。

「2024年 『演劇/ドラマの手法とソーシャルワーク教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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