斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史 (中公新書)

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著者 : 榎村寛之
  • 中央公論新社 (2017年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121024527

斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • タイトルで購買意欲をそそられる(笑)

    私の中の斎王と言えば、例えば『伊勢物語』の密通事件であり、『狭衣物語』の源氏の宮(こちらは斎院だけど)の可憐なイメージ。
    聖女として、彼女たちはどんな働きをしていたのか、またどんなドラマがあったのか、気になって仕方がない。

    ただ、斎王ドラマに関してはやや読みづらく、第4章・第5章のまとめでもう一度全体が振り返られるので、そこからでも良いかも。
    あとがきには第2章からがオススメと書かれているので、人によりけり。

    天照大神と天皇を繋ぎしモノから、時の流れ、まつりごとの中で形骸化し、衰退してゆく。
    けれど、その儚さにしろ、嘆きにしろ、京の都から遠く離れた土地に築かれた小都市の中で隠れて生きる乙女の姿は、想像を掻き立てられる存在には違いない。

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