「シリコンバレー」のつくり方―テクノリージョン型国家をめざして (中公新書ラクレ)

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著者 : 東一眞
  • 中央公論新社 (2001年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121500052

「シリコンバレー」のつくり方―テクノリージョン型国家をめざして (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 2013/6/1
    カリフォルニア、シリコンバレー、スタンフォード。ニューヨーク、シリコンアレー、既存ソフト産業。ボストン、ハーバード、MIT、バイオテクノロジー。オースティン、テキサス、DELL。
    近さによる情報でなく、知識(状況と価値)の伝播が必要。
    テクノリージョンの成立には、知識の源泉、資金と経営ノウハウの源泉、地域プランナーが必要。
    スタンフォードのフレデリックターマン。卒業生の就職先確保。優等共同プログラム、インダストリーパーク、トランジスタエンジニアのショックレー。
    テクノリージョンのリスクは混雑現象と知的ロックイン。

    イノベーションの一極集中。大企業と東京。遅さとリスク。

  • まず、題名がよくないと思いますが、内容はそれなりに興味深い。

    日本にテクノリージョンが必要な理由や、そのために必要な要件をシリコンバレーその他の産業集積地域の事例を持ち出して明快に説明しています。

    ただ、新書の限界かもしれないが、内容はもう一つ欲しい感じ。つまり、日本にいかにテクノリージョンをつくるのかという問題に関してはやや単調で実現可能性があまり感じられず、少し中途半端なものになってしまっている感が。というかそもそもテクノリージョンに関する考察も物足りない気がしてしまった。

    産業クラスター計画がもっと進んだ段階で書かれてたらもっと面白かった気がするので、残念です。

  • 実はすごい面白い本。

    若干都市経済学的な考え方も織り交ぜながら(足による投票とかにも言及している)
    いかに「距離」がイノベーションにとって重要であり
    いかに研究機関が継続的なイノベーションを創出する環境に重要かを解き明かしてくれる。

    マーケティングがうまくないのでほとんどの人が知らないと思うが、実は秀作。

  • 日本経済復活の処方箋としてのテクノリージョンについて述べられてる。本書を読まなければなかなか気づかないようなことまで指摘されており、とても満足のいく本であった。本書は特に地方の活性化に携わる人、行政の人に読んでもらいたい。
    『イノベーションのジレンマ』→『現代の二都物語』→本著『「シリコンバレー」のつくり方』という順番で読むと理解が深まる。

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