- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121501240
感想・レビュー・書評
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面白かった。ただ面白いだけじゃなく、そのジョークの背景にあることも知れる。
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タイトル通りのちょっと抑圧されることの多い地域・民族の人達のジョーク集。
中近東・アラブ・旧ソ連・東欧・アジア・ロマクルドなど。 -
面白いが類書とけっこうかぶっている。
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うひひ。こっちはニヤリレベルだけど、笑いがWWに広がっているから、背景とかが気になって勉強になるかも。
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ニュースを見ていて「今この国でこんな事が起きている」という部分は分かっても、「何故そういう事が起こったのか」というのは調べてみないと分からないのと同じで、この本に書かれているジョークそのものは理解出来ても、何故そのジョークが生まれたかというのは、やはりその国の情勢を知らないと分からないですね。
同じようなジョークが登場人物の名を変えて、色んな国にあるのが面白い。以前米原万里氏の著作で登場したジョークも幾つかありました。
人間の考える事やる事というのは、国や言葉や宗教が違っても、余り大差ないのですね。その事が面白くもありますが、少し哀しいような気もします。 -
面白さがわかるやつとわからないやつがある。当然だけども。
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『世界の紛争地ジョーク集』(早坂隆、2004年、中公新書ラクレ)
本書は、紛争下にある各国を訪れた筆者の早坂氏が現地の人から集めたジョークを収集したものです。中近東から東欧、アジアまで、様々な国の簡単な現状紹介と、ジョークが載っています。本書を読めば、紛争下にある国の現状と、それを諷刺する人々の心までをも知ることができると思います。
ジョークとは国民性を表すだけではなく、その国の現状や文化をも表すものです。例えば、サダム・フセイン下のイラクではこんなジョークがあったそうです。
サダム・フセイン大統領が何者かによって誘拐された。数日後、犯人グループから身代金の要求があった。
「1000万ドル用意しろ。さもなくば大統領を生かして帰すぞ」
このジョークは、サダム・フセインをジョージ・W・ブッシュに変えたりと、様々なバージョンがあります。フセイン統治下の国民がいかに大統領の圧政に苦しんでいたかを表しているジョークではないでしょうか。
(2009年5月5日) -
081101
ジョークが言えるくらいに、周りが見えるようになりたいね。。。
ジョークが言えるくらいに、周りが見えるようになりたいね。。。