ネット王子とケータイ姫―悲劇を防ぐための知恵 (中公新書ラクレ)

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著者 : 香山リカ 森健
  • 中央公論新社 (2004年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501554

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ネット王子とケータイ姫―悲劇を防ぐための知恵 (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 2004年刊行。著者は精神科医。◆いわゆるモバイル端末が普及する少し前の、ネット環境に関する問題点が開陳されている。もちろん、スマホや携帯電話を年少者が独有する時代においては、問題は一層顕著というべきだろう。個人的には、小中学生において、スマホなどのモバイル端末(ただし電話利用のみに特化した携帯端末は問題が乏しい割に、必要性・利便性も大きい)を独有させる必要はないと考えている(家族の誰もが利用でき、また利用を想定するPC環境が居間にあれば十分)が、社会がそういう状況になっていない。
    ネット環境への接続は、自ら加害者になる危険性(プライバシー侵害や名誉権の侵害)を包含している。なのに、その自覚が乏しく、責任の取りようのない年少者には、モバイル端末は荷が克ちすぎるのだ。被害者性や依存面を強調する本書では必ずしも示されていないが、兎も角、問題の一端を開示した意味はあるかもしれない。

  • IT関連の書は、どうしても時代の流れに対する劣化が激しいです。そういう意味では、10年以上前の本書もご多分に漏れず。ただ、ネットリテラシーの問題とか、それをいかに教育するかってことは、依然として懸念事項であり続けているし、今後も解決することはないだろう点で、本書の主張は普遍性を持ち続ける可能性がある。複雑化する一方のネット世界に飛び込む前に、これくらい基本的なことは知っておくべきで、PCやケータイを触る前に、本書に目を通しておくのがよさそう。

  • 2004年発行なので、10年もたつと扱うデバイスも変化する。ネット、携帯依存は無くならないし、その世界のトラブルも相変わらず起こる。結局、使う人が使いながらコントロールしていかなければならない。子どもたちもトラブルに巻き込まれる前に、そうした力をつけていかなければ・・。

  • 若者のメディアリテラシーについて軽くまとめた本が必要で、香山リカ氏の本であれば確実かと思い読書。少々古い内容になってしまっていて、あまり参考にはならなかった。現代のネットは社会運動・政治活動の主要な舞台にもなっていてより混沌としているし、スマートフォンの登場でネット形態の垣根さえなくなりつつある。SNSの流行で子供たちのネットに対するかかわり方も多様になってきているし、この本自体が情報として少し古くなってしまっている感があった。

  • 読書レポート:ネット王子とケータイ姫 悲劇を防ぐための知恵 香山リカ + 森健 著 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3732

  • 「その昔、ケータイのなかった時代があったという」
    そう論文に書く大学生がいる世の中になったんだ。

    メディアリテラシーの遅れを指摘するが、
    黎明期には仕方ない所もあると思う。

    人生の途中からケータイ社会に突入した私たちでは
    本当の意味の対策は講じられないのかも…と思った。

    ケータイ前夜、「この人にケータイ持たしたらダメだ」って人は
    なんだか見て解った。
    実際、その人がケータイを持つと、やっぱりマナーとかがダメだった。
    …そこの見極めに役立った部分は何なのか?
    それを見直して、
    そうしたら恐らくそこは、ケータイ世代でない人達でも教育出来る部分だから
    さしあたって暫くの間は、きちんとソコを育てて凌ぐしかないのでは…。

    てか、そここそ「人として」大切な部分なんだろうし…。

  • 2004年11月に発行された本のため,スマホやSNSへの言及はない。
    ネットやケータイに依存する心や,子どもが陥りやすいトラブルなどの原因を,子どもへの取材を含め,メディアや大衆心理を分析しながら解き明かそうとしているのが興味深い。

    最後には,子どもたちを護る提言がされており,大変参考になった。

  • ネット依存とは何か。
    それに振り回される少年少女たち。
    そこへ問題を投げかける著者。

  • 子供達が犯罪に関わってしまうしまうこと。その原因がインターネットや携帯電話がいけない、という意見は違うのではないか?情報の利用の仕方をもう少し上手になるためには、どうすればよいのか?考えてみよう。メディアリテラシーは、子供にとっても重要、それは大人(親)が十分に関わるべきである。ネットに居場所を求める。バーチャル=逃避。バーチャル(アイデアルかもしれない)⇒リアル⇒バーチャル(ミラーではない)
    存在を実感、実証できない中に存在を求める。ネット上でのジェンダー?シンボルの代替である。メールでのコミュニケーションとネット中毒。フィルタリングすることに欲求が満たされなくなる。デジタルなのは機会だけ、使っている人間はアナログ。

  • (「BOOK」データベースより)
    少年犯罪が起こるたび、ネットやケータイが悪玉にされる。だが、今やそれらの機器が子どもにとって「唯一の居場所」であり、「自己の鏡」とさえなっている。大人はどう接するべきか。

  • ひどい内容だった…。しかも香山リカ後書きしか書いてないし。

  • 7年前の本で、載っているデータはちょっと古いけど、ネットとケータイに依存する小中学生について改めて考えさせられた。

    今の子たちは、メールが「即レス」じゃなかったら仲間外れだの、そうやってメールで友情を確認し合っている。
    みんながやってるから…
    まあ、そりゃそうなるわな。
    生きづらい時代やなあ…ちょっとかわいそう。

    やはり家庭できちんとネチケットを教育するのが必要だと思う。それは学校でやることではない。
    それでも、いくらネチケットを教育したところで、根底にあるのは当然ながら「コミュニケーション能力」。
    ネットやケータイに振り回されない、感情豊かな子どもたちがたくさん育ってほしい。

  • 当たり前と言えば当たり前の内容。

    むしろ、自分自身が携帯・ネット世代なので、
    きちんとした使い方を身に着けて、教えられるくらいに
    ならねばと思う。

    人間は、概して環境変化には対応できる生物なので、
    新しいものがでてきて、それが世の中の主流になるので
    あればどんどん適応していくのだと思う。

    そしてその過程でちょうどよい付き合い方を学んでいく
    しかないと思う。

  • 子どもが小学校に上がるので、読んでみた。
    だいぶ古い本だけど、今も変らないところがあるように思える。

    ルール決めを考えておいたほうが良さそうっだなぁ

  • まあまあ。
    情報が古いが今の常識からネットは男、ケータイは女、と断定できない。

  • [ 内容 ]
    少年犯罪が起こるたび、ネットやケータイが悪玉にされる。
    だが、今やそれらの機器が子どもにとって「唯一の居場所」であり、「自己の鏡」とさえなっている。
    大人はどう接するべきか。

    [ 目次 ]
    1章 あまりにもアナログな、デジタル機器(佐世保事件の衝撃―犯人はネットとカッターナイフ? 小六少女監禁事件―ケータイが子どもを悪に巻き込む? ほか)
    2章 学者とメディアを疑え!(ジャーナリズムの目―新聞、雑誌、テレビは右往左往 学者の目―研究者の実情は“言ったもん勝ち” ほか)
    3章 電脳世界の恐るべき子どもたち(中二「菜摘」のほんとうの生活 小六「かすみ」の生活 ほか)
    4章 学校が教えられないネット世界(増加するトラブル フィルタリングソフトの現状 ほか)
    提言 王子と姫を護るヒント(ジャーナリスト・森健の提言 精神科医・香山リカの提言)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 09013

    タイトルがイマ風だね。「話が聞けない男、地図が読めない女」「金持ち父さん、貧乏父さん」みたいに。

  • まずは、情報を判断する力、
    そして相手への思いやり(想像力)を養うことが必要なのかもしれない。

  • 大人になんかわかりっこない。そこが少女の「唯一の居場所」だった。かつてはネット姫だったからその気持ちわからなくもない。大人たちよ、外形で悲観することなかれ、本質を見よ。(2009.12.9)

  • 今の子たちにとって携帯ってそんなに重要なんですか。
    知らなかった。
    私も、少し年下の子とコミュニケーションとるには気をつけなきゃ
    ってことと、あと、、、
    もし子育てする機会があれば。こういうことにもちゃんと敏感センサーを
    張って対応しなくてはいけないという事ですね。
    携帯メールなんて、返したいときに返す!
    重要な事は電話!っていうのはもう通用しないの??

  • 考察・インタビュー・アドバイスなどがわかりやすく書いてあります。子供の頃に、ネットやケータイがなかった大人・保護者向け。どうぞ、今日のネット事情を知ってください。
    ただ、平成生まれとしては、つまらなかった。

  • 小学生からインターネットで遊んでいる身としてはつまらない本で、インターネットが当たり前の平成生まれにはさらにつまらないかも。この本が発売された2004年って・・うちは当時高校生でした。当時読んだとしても、どこか古臭い印象は否めなかったと思う。こういう言い方もあれですけど、特に驚くようなことは書かれておらず、今更何当たり前のこと言ってんのっていう気分に・・。中高生時代にケータいというものがなかった世代人向けの本。

  • ウェブっって犯罪の手段にもなるから怖い。

  • さくっと読み終わりました。
    まぁふつうー。

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