ネット王子とケータイ姫: 悲劇を防ぐための知恵 (中公新書ラクレ 155)
- 中央公論新社 (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121501554
感想・レビュー・書評
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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IT関連の書は、どうしても時代の流れに対する劣化が激しいです。そういう意味では、10年以上前の本書もご多分に漏れず。ただ、ネットリテラシーの問題とか、それをいかに教育するかってことは、依然として懸念事項であり続けているし、今後も解決することはないだろう点で、本書の主張は普遍性を持ち続ける可能性がある。複雑化する一方のネット世界に飛び込む前に、これくらい基本的なことは知っておくべきで、PCやケータイを触る前に、本書に目を通しておくのがよさそう。
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2004年発行なので、10年もたつと扱うデバイスも変化する。ネット、携帯依存は無くならないし、その世界のトラブルも相変わらず起こる。結局、使う人が使いながらコントロールしていかなければならない。子どもたちもトラブルに巻き込まれる前に、そうした力をつけていかなければ・・。
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若者のメディアリテラシーについて軽くまとめた本が必要で、香山リカ氏の本であれば確実かと思い読書。少々古い内容になってしまっていて、あまり参考にはならなかった。現代のネットは社会運動・政治活動の主要な舞台にもなっていてより混沌としているし、スマートフォンの登場でネット形態の垣根さえなくなりつつある。SNSの流行で子供たちのネットに対するかかわり方も多様になってきているし、この本自体が情報として少し古くなってしまっている感があった。
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読書レポート:ネット王子とケータイ姫 悲劇を防ぐための知恵 香山リカ + 森健 著 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3732
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「その昔、ケータイのなかった時代があったという」
そう論文に書く大学生がいる世の中になったんだ。
メディアリテラシーの遅れを指摘するが、
黎明期には仕方ない所もあると思う。
人生の途中からケータイ社会に突入した私たちでは
本当の意味の対策は講じられないのかも…と思った。
ケータイ前夜、「この人にケータイ持たしたらダメだ」って人は
なんだか見て解った。
実際、その人がケータイを持つと、やっぱりマナーとかがダメだった。
…そこの見極めに役立った部分は何なのか?
それを見直して、
そうしたら恐らくそこは、ケータイ世代でない人達でも教育出来る部分だから
さしあたって暫くの間は、きちんとソコを育てて凌ぐしかないのでは…。
てか、そここそ「人として」大切な部分なんだろうし…。 -
ネット依存とは何か。
それに振り回される少年少女たち。
そこへ問題を投げかける著者。