男と女はなぜ惹きあうのか: 「フェロモン」学入門 (中公新書ラクレ 158)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501585

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  • フェロモンは確かに存在する(モテ薬ではない)。男と女の脳の作りが部位によって差があるように(大きさ・活動など)、ヘテロセクシュアルとホモセクシュアルにも違いが存在する(男女で違う)。同性愛性向は、胎内環境による脳のモザイク化が原因か?(体は雄でも脳の一部が雌なので雄を相手と認識する)。
    ――なんてことが書いてあった。難しいことはわからないけど、生物学は日進月歩で楽しいね。

  • [ 内容 ]
    精子はその昔、バイ菌だった。
    相性は遺伝子で決まる?
    などなど。
    フェロモンと遺伝子に関する最新の知見が解き明かす、男女のふるまいの秘密。
    あなたの行動はここまで動物的だった。

    [ 目次 ]
    第1章 ヒトのセックスフェロモン
    第2章 フェロモンセンサーを追う
    第3章 ヒトの同性愛と性同一性障害の生物学
    第4章 ショウジョウバエの同性愛と遺伝子
    第5章 脳の性モザイク
    第6章 女たちのフェロモン
    第7章 相性は遺伝子で決まるか

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著者プロフィール

情報通信研究機構未来ICT研究所室長、東北大学名誉教授、理学博士。1954年 東京都生まれ。東京農工大学大学院農学系研究科修士課程修了。三菱化学生命科学研究所研究員・室長、科学技術振興事業団 山元行動進化プロジェクト総括責任者、早稲田大学教授、東北大学教授などを歴任。

「2012年 『遺伝子と性行動 性差の生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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