常識としての軍事学 (中公新書ラクレ)

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著者 : 潮匡人
  • 中央公論新社 (2005年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501653

常識としての軍事学 (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルから、作者自身の見識を疑うセンスがほとばしってます。度々、「バカ左翼」などの指摘が入って来ますが、引用している著書の誤用が多く見られ、ブーメランのようにご自身に帰って来ています。冒頭では、軍事が生活に深く関わっているという話が延々と続いていますが、「だから何なのだろう?」と不思議に思ってしまいます。米軍の戦力分析だって、伝聞で「こう言われています」の連続。取材をせず、今ならネット情報で書けるだろう内容となっています。日本では、軍事学を教えられないと嘆いてますが、このような中身であれば教える必要はないのではないでしょうか。

  • 元自衛官による、軍事の入門書。著者の思想が現れてくる部分を除けば、身近な例え等を用いていて、初心者にもわかりやすく勉強になるのでは。自分と反対の立場にある人へのもの言いとかは若干引くけど、内容としてはなるほどという部分が多かった。ミリオタとか実務者には物足りないかな。
    セーラー服と機関銃、とか、なぜ軍服はカッコいいのか、といったくだけた話題から始まって、戦略的思考とは何か、今後の防衛省・自衛隊の在り方、まで、軽い話題から始まって、本質、本題に迫っていく書き方は読みやすかった。

  • 軍事学に関して特段の知識を持たない、一般の読者に向けて書かれた本で、実例や比喩などを用いながら、明快に軍事学について説明する。
    初学者向けの本であるので説明が薄く、不足する部分もあるが、最初の手がかりとしては悪くない本なのではないか。文章の引用時には原典を明記してくれたり、おすすめの本を挙げてくれたりしているので、興味を持ったら、ここから先に進みやすい。
    ただ、往々にして生じる現象だが、「面白い」文章を書こうとして、皮肉まじりの文章を書いたり、それを超過して嫌味たっぷりな文章を書いてしまう人がいる。この本の著書も、知識の少ない読者に対して面白いことを言おうとして、ややそうした傾向が出てしまっているように思う。その辺りが鼻につく、という人もいるかもしれない。

  • 日頃の生活がいかに軍事と結びついているかを説明。
    さらに簡単な軍事に関する知識を得ることができる。

    ただ一種の偏向や嫌悪も混じっているのが残念。

  • わかりやすくを目指したというとおり、読みやすかったがもう少し読み応えが欲しかった。安全保障に関するモノを読む前のウォーミングアップとして軍隊の統制、運用を俯瞰するには良いかも。

  • 自衛隊≠軍隊という、大人の建前論に真っ向から挑み、日本の戦力(≠防衛力)のあり様と、あるべき様を、講義形式で綴っている。
    著者の強烈な軍拡志向・保守的主義に、はじめは面食らうが、イデオロギーを脇において置いて読み進めると、なかなか役に立つ情報もあり、意外にすっきりした読後感だった。

  • 言いたいことは分かるのだが、全体的に煽り過ぎていないか。著者の他作を読んだことが無いのを承知で、本書のみの感想を言えば、軍事おたく、軍事バカによる「世界の中心で軍事を叫ぶ」か。
     軍の字源やダブルスーツやダッフルコートが軍服から起こった話などは初聞であったが、既知の話も多かった。また、標準化の起源としてフォードの大量生産を挙げていたが、シュハートの品質管理が第二次世界大戦で具現化された話の方が適切だろう。
     全体としては、「テツを楽しむ」の読後と同様の感がある。

  • [ 内容 ]
    “セーラー服と機関銃”の意外なつながりから、自衛隊の戦力分析まで。
    普通の国では誰もが知っている軍事学の基礎教養を、第一人者が講義。
    ビジネスという戦場でも役立つ知識満載の書。

    [ 目次 ]
    第1部 軍事は日常にありふれている(軍事って、そういうことだったのか 軍事がビジネス・シーンを動かしてきた ほか)
    第2部 反軍思想と自衛隊の戦力(軍事が近代化を生んだ 足してはいけない、戦力の世界 ほか)
    第3部 諜報戦に対する世界の常識、日本の非常識(敵を知り、己を知れば、百戦危うからず CIAが秘密工作員を使う事情 ほか)
    第4部 新しい時代におけるわが国の戦略(現代戦争の主役は誰か 戦略的思考とは何か ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日本が世界基準からはずれているとわかりました。
    結構面白いことが書いてあります。

  • 読んで、面白かった。
    大学の授業で体系的に学びたいなぁと思った。安全保障論とかいう科目名で。でも、そうしたら、エセ左翼がうるさそう。。。

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常識としての軍事学 (中公新書ラクレ)の作品紹介

"セーラー服と機関銃"の意外なつながりから、自衛隊の戦力分析まで。普通の国では誰もが知っている軍事学の基礎教養を、第一人者が講義。ビジネスという戦場でも役立つ知識満載の書。

常識としての軍事学 (中公新書ラクレ)はこんな本です

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