歴代海軍大将全覧 (中公新書ラクレ (177))

  • 中央公論新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501776

作品紹介・あらすじ

初代西郷従道から井上成美まで。77人の海軍大将の事跡を追いながら、主要事件・海戦の内容も網羅、紹介する。日本海軍の建軍期から終焉までを一冊で鳥瞰した、海軍史の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 対話形式になっているので読みやすい。
    77人の海軍大将の事跡を追っているのだが、マニア以外に読む人いるんかな?(笑

  • 帝国海軍が始まって以来の、全ての海軍大将についての考察が書かれている本です。

    兵学校のクラスヘッドであっても、中将から大将に昇格するのは非常に大変です。そこでこの著書は、大将に昇格できた要因を、戦果や歴任してきたポスト、どのような人間で構成される派閥に属していたか等のヒントをもとに考えていきます。

    ロンドン海軍軍縮条約や軍令部の権限強化について、「この提督が1枚噛んでいなければ・・」と思わせるような、戦争責任を負ってもおかしくない大物提督に注目して読まれると、帝国海軍の敗因が少し見えてきます。

  • 全ての海軍大将の履歴が載っていてこの価格。コストパフォーマンスの高い一冊です。

  • 対談形式での人物像スケッチなので,客観的なリファレンスとしては使えない.内容はそれなりに読めて面白い.

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

「2024年 『安吾さんの太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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