- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121502148
作品紹介・あらすじ
金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。
感想・レビュー・書評
-
17年も前なのか。
負け犬、という30代未婚女性に対する蔑称。17年後の今ではそれが多数になってしまって、数の多さで負けている感じすらしない。
まだバブルの後遺症から抜けていない勝ち負けの精神性の時代の話。現在の方が圧倒的に生きやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
P192
観察の人は
関係の人になれない -
対談形式になっているが、これは斎藤さんしゃべりすぎなのでは…。もっと酒井さんの話も聞きたかったです。
-
367.9
-
いろんなジャンルの人たちが客観的に整理されていてとてもよかったです。
同性同士でつるむ、腐女子のいろいろ、オタクの萌え(脳内恋愛)事情、男女の格差、童貞と処女のカミングアウト可不可…など共感するところがいっぱいでした。
サブカル、ヤンキー、オタク…希望は性愛にしかないそうです。笑。
ちなみに本の中では普通女子とオタク男子という構図でしたが逆でもうまくいくんですかね。そこだけ気になりました。かなしいことですね。そしてそうやって負け犬を自虐するあたりもまた日本人ですね。 -
得手不得手あって当然。
得意なことを伸ばせばいいのよ。 -
「腐女子」について全く理解の外にいる酒井順子の質問に斎藤環が答えているのだが、ほぼ間違っていない「腐女子」の分析はこの人が唯一かも。
恋愛至上主義者とはここまで相容れないのか、と感慨深い。 -
章ごとにテーマが別れており非常に分かりやすかった
-
たまに鋭い指摘も含みつつ、基本臆断ベースで論拠乏しくダベりが続いていくw