「性愛」格差論: 萌えとモテの間で (中公新書ラクレ 214)

  • 中央公論新社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502148

作品紹介・あらすじ

金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。

感想・レビュー・書評

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  • 17年も前なのか。
    負け犬、という30代未婚女性に対する蔑称。17年後の今ではそれが多数になってしまって、数の多さで負けている感じすらしない。
    まだバブルの後遺症から抜けていない勝ち負けの精神性の時代の話。現在の方が圧倒的に生きやすい。

  • P192
    観察の人は
    関係の人になれない

  • 対談形式になっているが、これは斎藤さんしゃべりすぎなのでは…。もっと酒井さんの話も聞きたかったです。

  • 対談集

  • 367.9

  • いろんなジャンルの人たちが客観的に整理されていてとてもよかったです。
    同性同士でつるむ、腐女子のいろいろ、オタクの萌え(脳内恋愛)事情、男女の格差、童貞と処女のカミングアウト可不可…など共感するところがいっぱいでした。
    サブカル、ヤンキー、オタク…希望は性愛にしかないそうです。笑。
    ちなみに本の中では普通女子とオタク男子という構図でしたが逆でもうまくいくんですかね。そこだけ気になりました。かなしいことですね。そしてそうやって負け犬を自虐するあたりもまた日本人ですね。

  • 得手不得手あって当然。
    得意なことを伸ばせばいいのよ。

  • 「腐女子」について全く理解の外にいる酒井順子の質問に斎藤環が答えているのだが、ほぼ間違っていない「腐女子」の分析はこの人が唯一かも。
    恋愛至上主義者とはここまで相容れないのか、と感慨深い。

  • 章ごとにテーマが別れており非常に分かりやすかった

  • たまに鋭い指摘も含みつつ、基本臆断ベースで論拠乏しくダベりが続いていくw

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著者プロフィール

斎藤環(さいとう・たまき) 精神科医。筑波大学医学医療系社会精神保健学・教授。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)共同代表。著書に『社会的ひきこもり』『生き延びるためのラカン』『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』『コロナ・アンビバレンスの憂鬱』ほか多数。

「2023年 『みんなの宗教2世問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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