「性愛」格差論: 萌えとモテの間で (中公新書ラクレ 214)

  • 中央公論新社
3.11
  • (4)
  • (16)
  • (55)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 221
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502148

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 対談形式になっているが、これは斎藤さんしゃべりすぎなのでは…。もっと酒井さんの話も聞きたかったです。

  • 対談集

  • 得手不得手あって当然。
    得意なことを伸ばせばいいのよ。

  • 「腐女子」について全く理解の外にいる酒井順子の質問に斎藤環が答えているのだが、ほぼ間違っていない「腐女子」の分析はこの人が唯一かも。
    恋愛至上主義者とはここまで相容れないのか、と感慨深い。

  • 章ごとにテーマが別れており非常に分かりやすかった

  • たまに鋭い指摘も含みつつ、基本臆断ベースで論拠乏しくダベりが続いていくw

  • 斎藤環さんと酒井順子さんの対談。
    テーマは、負け犬、おたく、ヤンキー、腐女子。
    軽い感じで話は進んでいくけど、かなりむずかしいことを言うている気がした。
    タイトルに惹かれて読んだけど、こういう日本の文化の分析みたいな本に慣れ親しんでいない自分としては、読みにくかったです。

  • なかなか興味深い良書。オタク代表の斎藤環と負け犬代表の酒井順子による対談形式で、「モテ」「萌」とは何かについて語られていく。恋愛至上主義文化、オタク文化、サブカル文化に対する深い考察が面白い。主なテーマは、「負け犬」「おたく」「ヤンキー」「腐女子」。様々な文化に棲み分けが進む日本において、性愛に「勝ち組vs負け組」の枠を取っ払うのではないかと希望を託した本である。

  • [ 内容 ]
    金があっても必ずしもモテない(!?)時代。
    格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。
    趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。

    [ 目次 ]
    1章 「負け犬」―非婚は不幸なのか(負け犬とひきこもり 強い女はなぜモテない ほか)
    2章 「おたく」―萌える男たちの心理とは?(「萌え」とは何か 『電車男』は母性愛 ほか)
    3章 「ヤンキー」―語られざる一大文化(ヤンキーは一大文化 女医と看護師 ほか)
    4章 「腐女子」―異性と番(つが)うよりも同性で(乙女カフェ 女子高生という「価値」 ほか)
    終章 「負け」を生き抜く―九〇年代以降の流れの中で(「ちやほや病」 趣味と格差 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2008/10/04

著者プロフィール

斎藤環(さいとう・たまき) 精神科医。筑波大学医学医療系社会精神保健学・教授。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)共同代表。著書に『社会的ひきこもり』『生き延びるためのラカン』『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』『コロナ・アンビバレンスの憂鬱』ほか多数。

「2023年 『みんなの宗教2世問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斎藤環の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×