秘密結社: 世界を動かす「闇の権力」 (中公新書ラクレ 255)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502551

感想・レビュー・書評

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  • この本の内容がどこまで本当かわからないけど、もしこんな世の中だったら何もしたくなくなる。もう全て決められてるみたいで。誰も信じられなくなる。

  • 古今東西の秘密結社大集合!
    入門書ということで。

  • フリーメーソン
    とか
    イルミナティ
    とか

    あれやこれやの
    有名な秘密結社のことが知れますよ

  • フリーメーソン・テンプル騎士団・薔薇十字団など秘密結社の解説と、歴史の裏舞台で秘密結社がどう活躍したかを語った本です。
    この本を読んで思ったのが、社会の理想を話すときに用いられる「自由・平等・博愛」は、封建制の転覆と、社会の新しい支配システムとして、非常に便利だったのだろうなということ。
    アメリカ独立戦争・フランス革命と、「自由・平等・博愛」は非常に効果的に用いられたこともこの本で解説。
    特にショッキングなのが、ジョージワシントンが、フリーメーソン儀式用格好で、連邦議会の議事堂建設の礎定式に出席していたという事実。
    また、ロシア革命もロシアのフリーメーソンたちの活動によって成し遂げられたとのこと。
    中世の王族では、比較的リベラルであったというエカテリーナでさえも、フランス革命後は革命に賛同する貴族や学者を弾圧したといいます。
    ロシアでは、エカテリーナの頃から、フリーメーソンが貴族階級や学者の中に浸透していたというのもこの本で解説されています。

    また、テンプル騎士団の地中海での勢力や、ヒットラーの「超人思想」についてなど、興味深い話を掲載。後半に出てくる、キリストと洗礼者ヨハネに関する新説は目からウロコ!

    特に後半部は、トンデモ説が飛び出すほど話が広がりますが、陰謀論の好きな方にとっては面白いと思うので、おススメします!

  • [ 内容 ]
    世界史を動かし、現代でも政治、経済からテロリズム、宗教、犯罪にまで、ただならぬ闇の力を及ぼし続ける秘密結社。
    代表的な団体の全貌を俯瞰し、関わった事件の数々を一冊にまとめた力作。

    [ 目次 ]
    序章 秘密結社とは何か
    第1章 世界を動かす秘密結社の全貌
    第2章 『ダ・ヴィンチ・コード』で注目された秘密結社の真実
    第3章 神秘結社の謎に迫る
    第4章 魔術結社の実態を知る
    第5章 政治結社・宗教結社の正体を探る
    第6章 秘密結社をめぐる迷宮入り事件

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 海外へ向かう飛行機の中って、無性に普段絶対読まないようなジャンルの本が読みたくなる。

  • 世界史を動かし、現代でも政治、経済からテロリズム、宗教、犯罪にまで、
    ただならぬ闇の力を及ぼし続ける秘密結社。代表的な団体の全貌を俯瞰し、
    関わった事件の数々を一冊にまとめた力作。

著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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