人を喜ばせるということ: だからサプライズがやめられない (中公新書ラクレ 314)

著者 :
  • 中央公論新社
3.24
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本棚登録 : 285
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503145

作品紹介・あらすじ

人を喜ばせて、わくわくした気分をつくる手段の一つがサプライズ。本書は著者がやってきたサプライズの全記録。本書をひもとくことで、不思議で楽しい毎日が疑似体験できるはず。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の才能には敬意を表しており、活字化されたものも、「なるほど」と思えることが多い。
    しかし本書のレベルの低さには呆れた。
    サプライズの概念が世間一般からずれているのか、狂っているのか。多分その両方だろう。
    芸術家に奇行をする方が多いのは、クリエイティブさと世間の常識との乖離がなければ感性などの飛躍がないからだろう。
    人に幸せを与えるためのサプライズ。聞こえはいい。騙すことでも人を喜ばせる事に繋がるであろうことは読み取れる。
    幾つか、「なるほど」と思えたとしても、悪意さえ感じる様な事例を幾つも堂々と書くその精神は病んでいるとしか思えない。

  • 企画とは、大切な人へのバースデープレゼントを考えること。
    「あの人の好みは何だろう?」とか「何をあげたら喜ぶだろう?」とか「いつ渡したらいいだろう?」とか「どうやって渡したらいいだろう?」とか「どうやって渡したら驚くだろう」そんなことを考えるのが企画。
    究極の企画というのは、「自分の人生をいかに楽しくするか」「いかに自分が幸せな気分で生きることができるか」それを乗り切る手段を企画と呼びたい。
    欲しいものを買うというより「さて、このお金をどう無駄使いしようか」という発想でお金と向き合ったとき、そこに人生が楽しくなるヒントが隠されているような気がする
    平凡な人生のなかにちょっとした摩擦が生まれたときにこそ、楽しいヒントを見つけることができる
    やりたいと思った仕事はやる、面白そうなことをやる、ストレスになるような仕事は断る、「自分の人生が楽しくなるような生き方をする」
    人の気分って「場所」によって大きく変わる ex. 成田空港の「おかえりなさい」

  • 十年前だから平気なのか、今でもやってるのかわからないけど、このサプライズほんとに社員は喜んでるの?入社試験でゲイのふりして逃げられたって、訴えられても文句言えないんじゃ(´-﹏-`;)釈明するより謝罪が先じゃないかと思うのよ、人として。セクハラとかパワハラとかジェンダーとか、大丈夫か?途中からもう読めない(ー_ー)

  •  人を喜ばせ,社会を動かすアイデアが湧いてくる!人を喜ばせようという気持ちは、コトのデザインだけではなくモノのデザインにも必要。人を喜ばせることを企てることは、アイデアに繋がる。

     『考えないヒント―アイデアはこうして生まれる(小山薫堂さんが、自分の経験に基づいて、アイデアが生まれた過程を書いた本)』がとても読みやすかったので、続いて、この『人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない』を手に取りました。

     放送作家という職業柄、人を喜ばせること、サプライズを企てることは、そのまま仕事のアイデアに繋がるのだと思うのですが、小山薫堂さんは、根っからのサプライズ好き(・・?という感じです。

     サービスを受ける側にも相手を喜ばせようという気持ちが必要。
     最近の日本では、職場における上司と部下の関係(パワハラ)、サービスする側と受ける側との人間関係がギスギスしているために起こる問題が少なくないような気がしていますが、上司やサービスを受ける側にも相手を喜ばせようという気持ちが必要なのではないかと思います。

  • おもしろそうと思って買った本だけど、読んでてあまりいい気持ちがしなかった。サプライズって言えばなんでもやっていいってわけじゃないと思ったからかも。

  • サプライズ事例集。

    サブタイトルに「サプライズ」というキーワードがある通り、サプライズの事例集でした。
    著者の行ったサプライズをいくつか詳細に説明しているといった形の本でした。

    読んでいてこちらまで心が温かくなりました。
    しかし予想はしていましたが、そういった事例は本で読むよりもテレビや映像などで見た方が確実に理解しやすいかと思いました。

    こんな仕事をしているのは楽しそうだなーと羨ましく思い、私も取引先だけでなく、身近な人にも喜んでもらえる仕事人になりたいと感じました。

  • 小山薫堂さんて何者なんだろう。

  • 新書というよりエッセイ集のような内容でした。サプライズがスケールの大きくて、サプライズし合う環境というのがなんとも新鮮でした。人を喜ばせるのは自分の幸せ。大きいことは難しいけれど、小さいサプライズを続けていきたいです。

  • サプライズがしたくなる

  • 番組や本にはならなかったものの、今まで行ってきたサプライズについての本。

    サプライズをする方もされる方も、かなり楽しそう。この「楽しそう」があるとがんばれるのかもしれない。

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著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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