「この人、痴漢!」と言われたら: 冤罪はある日突然あなたを襲う (中公新書ラクレ 316)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503169

感想・レビュー・書評

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  • 世の中の冤罪事例が多く書かれており、恐ろしく感じる。

    調書への署名は拒否してよい。
    駅事務所へは行かない。ホームで話し合う。
    連絡先を渡して去るのも対処法の一つ。
    不確かなことは話さない。
    事実関係を述べる時は時系列をしっかりさせる。
    事務所に行けば、私人逮捕になるので拒否します。と明確に断る。
    第三者には現認したのか厳しく詰問する。強引に駅事務所に連れて行く権利はない。
    声を荒げない。間違いならば、刑法の虚偽告訴罪で訴えると言う。

    李下に冠を正さず。疑われるようなことはしない。

  • [ 内容 ]
    見知らぬ誰かの一言や警察官の思いこみだけで、自分の人生が奪われるとしたら―。
    痴漢から殺人まで、実例をもとに、冤罪の生まれるメカニズムと、被害を食い止める術について考える。

    [ 目次 ]
    第1章 今もこんなに起きている冤罪事件(性犯罪をめぐって 交通事故 ほか)
    第2章 冤罪を生み出す人たち(警察の問題 検察の問題 ほか)
    第3章 冤罪被害者にならないために(あなたの身を守ってくれる最低限の知識 もしも「痴漢」と言われたら ほか)
    第4章 裁判員制度で冤罪は防げるか(冤罪死刑囚の叫び 裁判員制度の落とし穴)

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    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルにつられるが、冤罪一般についての本。対処法は勉強になりました。

  • タイトルから連想するような処世術は、全体の3割ほどのみ。残りは日本における冤罪の実情とその原因から、裁判員制度についてまで述べられており、いわゆる「ルポ」本に相当する。しかし処世術の部分、男性は特に必読だ。知っているといないとでは大違い。

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