「この人、痴漢!」と言われたら: 冤罪はある日突然あなたを襲う (中公新書ラクレ 316)
- 中央公論新社 (2009年4月1日発売)
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感想 : 13件
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121503169
感想・レビュー・書評
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世の中の冤罪事例が多く書かれており、恐ろしく感じる。
調書への署名は拒否してよい。
駅事務所へは行かない。ホームで話し合う。
連絡先を渡して去るのも対処法の一つ。
不確かなことは話さない。
事実関係を述べる時は時系列をしっかりさせる。
事務所に行けば、私人逮捕になるので拒否します。と明確に断る。
第三者には現認したのか厳しく詰問する。強引に駅事務所に連れて行く権利はない。
声を荒げない。間違いならば、刑法の虚偽告訴罪で訴えると言う。
李下に冠を正さず。疑われるようなことはしない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルにつられるが、冤罪一般についての本。対処法は勉強になりました。
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タイトルから連想するような処世術は、全体の3割ほどのみ。残りは日本における冤罪の実情とその原因から、裁判員制度についてまで述べられており、いわゆる「ルポ」本に相当する。しかし処世術の部分、男性は特に必読だ。知っているといないとでは大違い。