生の暴発、死の誘惑―「生きがい」を見失うとき (中公新書ラクレ)

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著者 : 岩波明
  • 中央公論新社 (2010年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503640

生の暴発、死の誘惑―「生きがい」を見失うとき (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 小説や漫画の背景となった人間の闇の部分が、解説され、興味深い。

  • 生と死。エロスとタナトス。奥深いこの1枚のコインの両面は、とりわけ多くの人を引きつけて離さない。一生かかっても解けない問いであるにもかかわらず、それでも考えさせることを強いてくる。『優しい心は救いである。しかし、強くなければ生き残れない』というこの言葉には、人が何ゆえ死へと誘われるかのその多くがちらついているように思う。無意識に生きるも、生きようとするのも、生きたいと願うのも、死に誘発されるのも、死を遠ざけるのも、すべてが心のままだとしたら悲しすぎる。目に見えるものと違って、人の心を気づかせてくれる術はなく、またその暇さえも与えてくれないのだから。できることなら、今はそっとそういった人の心に寄り添いたい。穏やかな境地は、とても崇高で美しい。

  • 具体事例に馴染みのあるアニメなどが使用されてて親しみを感じた 現代の日本の状況がよくわかった

  • 生きることの素晴らしさをみんな、知ってもらいたい。生きてるだけで幸せなのにな。
    世界の15歳以下で、孤独を感じると答えた比率は日本が約30%と圧倒的に世界一。世界平均が7.4だから。
    どうしようもない国だな。
    自分自身が生きる意味を見失った生は暴走する。その反転として、他人の人生を支配することを生きがいに感じるかもしれない。
    人生は辛くて苦しいものよ。でもだからどうだというの?あなたはそれを切り拓いていかなくちゃ。生きていれば、絶対にそのうち生きていてよかったと思える日がくる。私が保証する。誰だって耐えられないときがある。でも必ず良いことだって巡ってくるものだよ。

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生の暴発、死の誘惑―「生きがい」を見失うとき (中公新書ラクレ)の作品紹介

年間3万人以上が自ら命を絶つ国、日本。生にもがく人々は、自らを滅ぼすか、突然暴発する。豊富な臨床例や小説、映画、サブカルチャーを参考に、現代の「生きにくさ」について検証する。

生の暴発、死の誘惑―「生きがい」を見失うとき (中公新書ラクレ)はこんな本です

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