古本道入門 - 買うたのしみ、売るよろこび (中公新書ラクレ 406)
- 中央公論新社 (2011年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504067
作品紹介・あらすじ
古本カフェ、女性店主の活躍、「一箱古本市」-いま古本がおもしろい。新しい潮流と古きよき世界を橋渡しする著者が、その味わい方を伝授する。店主との交流、個人の日記が売られる理由、神保町案内、さらにブックオフ活用法や古本屋開業の鉄則まで、この一冊で神髄がつかめる。
感想・レビュー・書評
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古本とは何か、古本屋に通う楽しみ、即売会の楽しみなど古本に関わる様々な面白さを紹介。紀田順一郎や鹿島茂のコラムが面白かった。古本関連本を多数紹介している点も良かったです。
2011年の本であるためやや情報が古いですがそれでも今の情勢とあまり変わらないように感じます。Googleマップがおすすめと本書にありますが10年後の今日はむしろ必須情報となっているのではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古本
本の本 -
読後、強烈に古書店に行きたくなった!
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古本は好きだけどあくまで安いから、っていうだけの自分としては、ここに記されているようなマニアック道はあまり望むところではない。でも、そこにかける意気込みとか、ハマリ込んだときの奥の深さは、本書で十二分に伝わってくる。時間のせいにばかりしてはいけないけど、時間があれば自分も踏み込んでみたいという気にさせられる。今はもう熱が冷めたけど、かつて散々入れ込んだメタルの世界も、踏み込めば踏み込むほど底なしっていう現実があったけど、どんな世界であれ、凄まじいマニアが存在するものですね。書物としてはとても面白かったです。
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古書店巡りについては荒俣宏さんの本でもちょいちょい目にしていたので古本道に対する免疫はできていたので、ここでは入門書、といった類いにどうアプローチして書いたのか、という点を見るとエッセイのように書いており、入門書の陥る目次、順番、基礎から応用へ、といった展開にこだわらない書き方がなされていてぼくとしてはとても読みやすく且つ興味をそそられました。読み手の古本に対する理解度にもよるかもしれませんが。名前を知らなくても、著者・著書名と値段、古本屋名が出てくるとそこで覚えなくてもちゃんと参考になるのです、後から。
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この本読んだら、古本屋で、つい本を買いすぎてしまった。
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楽しく読ませてもらいました。
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それなりに楽しかった。
敷居の高いところは怖いが、今度即売会に行って来たいと思います。
ノンジャンルの雑本が好きなので、本格的な古本屋にはあまり縁がないけど、掘り出し物を見つけて、至福の時を過ごしたい。