東大卒でスミマセン - 「学歴ありすぎコンプレックス」という病 (中公新書ラクレ 414)

著者 :
  • 中央公論新社
3.42
  • (3)
  • (16)
  • (13)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 110
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504142

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私は東大卒ではないが、あー分かる分かるってところがたくさんあった。きっと青春を犠牲にして大学受験への取組を行う者には東大に限らず、ある一定の行動様式が形作られていくのだろう。
    それから、仕事を辞める時に「辞めることが正解か否かを考えるのは全く意味がない、なぜならそれは辞めた後の自分の行動にかかっているのだから」というようなことが書いてあったと思うが、そこにひびっときた。

  • 東大を受験する過程で“東大力”が身につくらしい。
    指定校推薦だった私は、受験をしなかったので“東大力”まではいかないが、自分の可能性を潰してしまったんだなと感じました。

    東大力
    ・わしづかみ力(本質を見極める)
    ・道すじ力(核心までの過程)
    ・日本語力(テストは論述が多い)
    ・エンジョイ、勉強力(楽しく勉強する工夫)
    ・やり通し力
    ・手抜き力(要領良くするために)
    ・生真面目力

    わが子には“苦労は買ってでもしなさい”と言いたい

  • 「○○大学なのにデキない」
    ある意味、学歴コンプレックス。
    めちゃくちゃ共感してしまった。。。

  • 中の人として気になったので読んでみた。とくに地方出身の学生云々のところは的を射ていると思う。

  • 東大あるある集。まあそれだけです。
    何らかの形で東大に縁がある人なら読んでもいいと思うけど、そうじゃない人にとっては延々と自慢話を聞かされている気分になると思うのでおすすめできません。

著者プロフィール

1967年生まれ。山口県周南市に育つ。東京大学法学部卒業。「NPO法人企画のたまご屋さん」副理事長。株式会社リクルートに勤務ののち2000年に独立し、「働き方・学び方・遊び方」をテーマに執筆活動を展開。2004年より、本を書きたい人と出版社の出会いの場を演出する出版エージェント「NPO法人企画のたまご屋さん」の運営に携わる

「2009年 『著者の素』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中本千晶の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×