基礎からわかる - 日本の領土・海洋問題 (中公新書ラクレ)

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  • 中央公論新社 (2012年11月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504340

基礎からわかる - 日本の領土・海洋問題 (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 【配架場所】 図・3F文庫新書 中公新書ラクレ No.434
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=143058

    ほか、「竹島 : もうひとつの日韓関係史」 (中公新書:2359;2015年)などあります

  • チェック項目11箇所。外務省の「尖閣諸島の領有権についての基本見解」は、「尖閣諸島は、1885年以降政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわたり現地調査を行ない、単にこれが無人島であるのみならず、清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重確認の上」、正式に領土に編入したと説明している。中国は、サンフランシスコ平和条約で尖閣諸島が米国の施政下に置かれた時も異議を唱えることはなかった、中国が突然、領有権を主張し始めた背景には、尖閣諸島を含む東シナ海の海底に眠る石油資源の存在がある。誰もが日本の領土であることを疑わない小笠原諸島だが、幕末から明治にかけて日本と英国の間で領有権が争われたことは、日本人の間でも意外と知られていない。英国軍艦と小笠原行きを競った明治丸は、明治天皇の東北巡幸(1876年)にも用いられ、横浜に無事帰着された日が7月20日だったことが、祝日の「海の日」の由来となった。北方四島について、日本は江戸時代初期から自国領としてきた、1644年に江戸幕府が作製した日本地図「正保御国絵図」には、「クナシリ」「エトロフ」などの島名が記されている。ロシアの全権代表プチャーチンは「将来の紛争を避けるため最新の調査を行った結果、択捉島は日本の領土であることが証明された」と述べている(1887年)。4島の「不法占拠」は、日本政府が一貫して主張している表現ではあったが、ロシア側はそのたびに「受け入れられない」と日本側に抗議して反発を強め、大統領も「独創的アプローチ」にい言及しなくなった。日本の島の数「6852」……このうち、人が住んでいるのは約400島に過ぎない。沖ノ鳥島は東小島と北小島の形状だけに着目すれば「岩」と言えなくもない、島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう……「島」の定義はあるのに「岩」の定義がないことが背景にある。レアアース……セリウムやテルビウム、ジスプロシウムなど含有している、液晶テレビやハイブリット車のモーターなど幅広い用途がある。南極条約は領有権の主張そのものは無効としていないことから、7か国は今も領有権を主張している。

  • 参考になった。
    良く書けている。読売っぽい印象はあるが。
    国家間の関係は難しい。

  • 尖閣、竹島、北方四島といった領土問題、大陸棚延伸申請、北極海、南シナ海等の海洋問題について書かれている。知っている人にとっては当たり前のことばかりなのだろうが、とても参考になった。周辺国のひそかな長期的戦略を前に日本の将来が不安になる。

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基礎からわかる - 日本の領土・海洋問題 (中公新書ラクレ)の作品紹介

中・韓・露に日本は対抗できるのか?韓国大統領の竹島上陸以来、関心が高まる領土・海洋問題。竹島・尖閣・北方領土問題の背景から中国のしたたかな戦略まで…情報の最前線にいる政治部記者が基礎から教えます。資料も豊富な完全保存版。

基礎からわかる - 日本の領土・海洋問題 (中公新書ラクレ)はこんな本です

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