「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! (中公新書ラクレ)

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著者 : 為末大
  • 中央公論新社 (2013年5月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504555

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「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 元陸上選手で今も様々活動を行う為末大が、『ホモ・ルーデンス』という本の影響を受け、スポーツについて様々な思考をする一冊。

    彼が本当に読書家で、様々な角度から自分の陸上競技の体験を伝えたということがよくわかった。

  • 元ハードル選手の為末氏による人生論。ホイジンガ作の古典ホモルーデンスに触発されたことで、人生が開けた自身の経験をもとに「楽しむことの大切さ」を語っている。

  • 人間にしかできないことが益々、求められ、より先鋭化していくなかで「遊び」が大きなキーワードなるのだろう。
    また改めてホイジンガのホモルーデンスを読みたくなった。

  • 遊びとは、「はっきり定めらた時間、空間の範囲内で行なわれる自発的な行為もしくは活動である。それは自発的に受け入れた規則に従っている」我々人間は常により高いものを追い求める存在で、それが現世の名誉や優越であろうと、または地上的なものを優越した勝利であろうと、とにかく我々は、そういうものを追求する本性を備えている…そしてそういう努力を実現するために、人間に先天的に与えられている機能、それが遊びなのだ。ヨハン・ホイジンガ 大袈裟ではなく、僕はある種の絶望感に包まれた。日本一になった。「誰よりも速く走れる」という自信もあった。そんなアイデンティティを、捨てざるをえないなんて…。早くも高校3年生、10代の時に、絶望の淵に立たされることになった。 悩みというものの多くは、視点が固定されていることから生まれる。だとするなら、悩んでいる人は特に、「引く」とか「ずらす」という遊びの感覚を駆使して距離を取り、自分の中に「余白」や「ゆるみ」や「隙間」を作っていくことが大事だと思う。「仮置き」「仮決め」があっていい 物事には、いくつもの側面がある。 目の前の世界は、一時的な約束事で回っているに過ぎない。 世界の深淵なる秘密が、一つ解き明かされたような気がした。むしろワクワクしたことを覚えている。徹子の部屋 メダルバブル状態 何かに自分を《委ねる感じ》。能動的というより、自分を他や環境に投げてしまう感じ。本当に遊びの感覚が強くなってくると、たぶん、そんな風になってくるのだと思う。ZONE状態になると、自分の存在自体が消えてなくなり、周囲の環境に対応してどんどん変わっていく自分になっている。ZONEは《夢中》ということとも、どこか似ている。 パラドックスを感じる光景 トライ&エラーの楽しさ ストライド(歩幅)やピッチ(回転)合わせ技 ハードルには未知の領域が残されている。研究の余白がある。自分ならその余白を埋めることができるかもしれない。そんな予感がした。 人形遊びやおままごとは、いわば役割を演じたり、即興劇的な面白さを味わっているとでも言えるだろうか。 緊張の根源(過去、未来、他者)勝負顔 超集中状態 古い宗教には、顔にペイントをして、自分ではない何者かになりきる儀式が沢山ある。アフリカの部族には虎の毛皮を被る踊りがある。仮面をつける儀式が世界中にたくさん残っているのは、トランス状態に入るきっかけになったり、別次元に入りやすいからなのだろう。スポーツの世界でも、似たような工夫をしているチームがある。オールブラックスというニュージーランドのラグビーチームだ。このチームは、試合前に先住民族マオリ族の伝統的な出陣の舞「ハカ」を踊ることで知られている。表情を作り、激しい感情を踊りで表し、自分達を鼓舞する儀式がそのルーツだという。心を変える。その為にまず、外見や身体を変化させる。そんな工夫だ。 別人格になるというのは、他人を「演ずる」ような、ある種の遊び感覚でもある。 バラエティ番組とは、即興劇 複数のアカウント まだまだ使っていない感覚 パラリンピアン 利己的な遺伝子 ミーム やるせなさ あわい 見せつける 侍ハードラー 球が跳ね返ってくる時の方向や速度や放物線で、自分自身が見えてきたりするからだ。 ナレッジ 暗黙知 言葉を転がす 推敲 着想 お題=ピボットの軸 クールダウン アメリカではディベートが娯楽 魚の群れ オーガナイズ組織する アドバンテージ いわば感情に訴える話がウケる メディアは感情を増幅していく装置 リアルな言葉 『夜と霧』人生のよりどころを掴む しかし敗者になったとしても、僕は何も失っていないし、はじめから何も持っていない。どんな状況でも自分で物事を決めて、進んでいいいけばいい。この本を読むうちに、こうした心境に至ることができた。 「領域を跨ぐ」ことの意義 ... 続きを読む

  • スポーツと遊び

    自分(内)と他人(外)、次に向けて(教養?)

  • 出張の機内で読了。為末さんが若いころから競技者として感じてきたことが、ホイジンガーの「ホモルーデンス」という本に描かれていたということで、そのエッセンスを自身の体験とともに語る。
    遊ぶということは、自主的に物事を楽しみながら追求すること。そこにスポーツでもビジネスでも上達の秘訣があるのではないかという。たしかに、やらされる仕事はつまらないし、周りにあわせて半ば強制的に取り組む趣味はつらい。少しの発想の転換が、大きな違いを生みますね。

  • 遊びとスポーツの関係

    第4ハードルの、エゴ・マネージメントは興味深かった

    タオイズム、ホモ・ルーデンスなど
    なじみのない話題が多く、勉強になりました。

  • 引用と実践。
    遊びとは何か?に出会った話。
    グイグイと説得力がある。

  • 真面目に遊ぶことがいかに大切か、を痛感させられる。スポーツ、仕事以外のどんなことでも、勉強や語学学習、楽器などあれゆることに当てはまる概念。いつも視点が面白いなあ、為末さん。

  • 為末さんがスポーツは如何に楽しむか?遊ぶか?について書いた本。

    考え方に、非常に共感できた。

  • 遊びとは、はっきり定められた時間、空間の範囲内で行われる自発的な行為もしくは活動である。それは自発的に受け入れた規則に従っている。

  • 筆者がホモ ルーデンスの言葉を通して、得られたことを紹介している本。

  • 私が普段から漠然と考えていた感覚や哲学に自信を持って形を与えてくれた。
    楽しんでいい、遊んでよいということ。
    よしグラウンドに行くぞ、とグラウンドに行かなくてはならないの大きな違い。
    一歩壁を超えることができた。

  • 遊ぶが勝ちの言葉に、真面目に取り組んでいる者がバカを見ると思うかもしれないが、遊ぶとは「自主的な取り組み」のことを言う。けっして真面目と背反しない。

    ホイジンガの著作へ興味を誘う本。苦行にもっていかなければ成果は出ない、というマインドを穿ってくれる。憑き物を落としてくれる一作とも言える。

  • 著者が『ホモ・ルーデンス』を読んで得られたことを軸に、これまでの経験や考えていることが幅広く記されている。実体験に基づいた意見は説得力があるし、いくつかの話題は良いヒントになった。

  • ハードルの為末大さんの著書。これはおもしろかった。
    新書で読みやすく、それでいておもしろい内容でした。
    為末さんの考える身体感覚の話は独特で、引き込まれた。
    そしてスポーツ以外にも、いろんな活動をしてんねんなあと思いました。
    為末さんが言う「遊び」をきちんとつかめたとは言えないけど、共感するところは多かったです。ほかの著書も読みたい。

  • 400mハードル銅メダリストが自身の人生をホモ・ルーデンスの「遊び」という視点から振り返ったもの。仮面と演技と遊びの話が面白かった。日本人は多重人格的で、即興的に人格を変えて遊んでいるという感覚があるという分析は面白かった。

  • 遊びとは何か?仕事をすることは成果を求められ遊べることは出来なくなる。人間とは遊ぶことで自由になり人間らしくなる。

  • ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」をベースに、遊びとスポーツを比較しながら、競技人生やこれからのプロジェクトを語った本。
    こういう感覚で陸上クラブの子どもたちを指導できれば言うことないのですが、そうでない現実を自戒して、PLAYということをいつも念頭に置きたいと思います。

  •  著者は、ある時、ドイツ人の歴史・文化史家、ヨハン・ホイジンガーの「ホモ・ルーデンス」という「遊び」を哲学的に考察した本と出逢います。
     それを読んで、「結果が出せるから走るんじゃない。ただ楽しいから走るんだ。」ということに気づき、世界の見え方が転換した、と述べています。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=682

  • 「努力は夢中には勝てない。」というのは良い言葉だ。ブラックな経営者に聞かせたい。

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「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! (中公新書ラクレ)の作品紹介

苦しい時、名著『ホモ・ルーデンス』が僕を原点に戻してくれた。走る根本には「喜び」があるという原点に-引退後も進化し続ける「侍ハードラー」。世界レベルでの闘いを振り返りながら、座右の書を糸口に「遊び感」の大切さを説く。ジャンルを越境して活躍する秘訣が、ここにある。

「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! (中公新書ラクレ)はこんな本です

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