原発論議はなぜ不毛なのか (中公新書ラクレ)

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著者 : 武田徹
  • 中央公論新社 (2013年6月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504586

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原発論議はなぜ不毛なのか (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • タイトル通り思うことがあったので
    手に取ってみました。
    これを読んで賛否両論あるかもしれませんが
    1つの物事を是か非かと議論する時に大事にしなくちゃいけない事
    「好き嫌い」にだけ囚われてはいけない
    相手の論をひたすらつぶすことだけに終始してはいけない
    という事を肝に銘じる一冊だと思いました。

    そう、国の未来をといっても
    ようは「好き嫌い」で、感情的になっていって
    最後は、相手の醜聞暴露合戦になっていくので
    ところで、本題は?というのはよくある話です。

    原発についての議論は、そのままうやむやに出来ない
    自分たちの次世代、そのまた次の未来に向かうものなので
    議論は大事なんだけれど、このままじゃあ・・・

    自治会とかPTAとは規模が違うのだから、
    冷静に考えなくちゃなと戒めるために読む一冊でしょう

  • 流し読み。この二年間でいろんな雑誌,新聞,ネットメディアに書いた文章を収録。事故以前から,原発と社会についてじっくり考えてきた著者だけあって,それほど偏ってもないのだが,正義感がちょっと上滑りしてるような印象があった。
    例えば172頁で「『経済性』、『電力供給の安定性』、『環境負荷の少なさ』といった原発優位性の神話は、確かに福島の事故を経て崩壊した」とか言ってるけど,何だろこの書きぶりは。議論の余地はあるのに,切って捨ててどうするの。

  • 原発を無くせと無責任に言うのは簡単。だけど、具体的にどうしていくかの筋道をたてられない人は一度読んでみるべき本。
    個人的にはもう少し具体的事例や数値に基づいて書かれていると期待していたが、おおざっぱに現状を掴みたいだけなら、原発問題の導入本としてはいい本だと思う。
    見解が異なる部分も若干あるが、概ね近い考え方なので、共感。

  • ナショナルメディアの必要性は納得できないけれど、相互理解性への信頼と自分の役周りへの感覚もちょっと引くけれど、この世代の人が、真摯につづっていることは好感した。

  • 福島第一原発の事故が起こった時、原発論争の渦中にあった著者の、その渦をまとめたような本。
    著者は事故以前に『「核」論』という、スイシン派、反対派の各々の書くの論争について本を出しており、
    事故直後は、推進派でも反対派でもなく、中立的な立場を取ったからこそ両者から批判を浴びたと言う。
    「脱原発」をただ叫ぶだけでは、何も進まない。原発誘致の自治体の貧困問題、使用済み核燃料、廃炉作業の問題をきちんと論議した上での「脱原発へのソフトランディング」が、これからの課題だと認識させてくれる本だった。

  • 著者に対する批判的見解が多見されるものの、手に取ると、わりと面白かった。著者自身の立場は横に置くとしても、著者自身が原発の問題を社会思想史の文脈で捉え直そうとすることに、これは必要なアプローチではないかと思われる。

  • 言わんとすることはわからなくもないのですが、核心に届ききっていないように思いました。僕には、筆者が、「大きなジャーナリズム」「オトコのジャーナリズム」の「正しさ」を(まだ)信じているように見えて、それがこの本(と前著の「原発報道とメディア」)の限界を作っているような気がします。あと、ベンキョウが勝ってしまってるという気もする。

  • 「原発報道とメディア」(講談社現代新書)がイマイチだったので、こちらも期待はしていない。

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    「代替エネルギーなら良いのか? 脱原発デモが見落としているものは? イデオロギー対立を乗り越える知恵は? 3・11後の論点を徹底検証 」

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原発論議はなぜ不毛なのか (中公新書ラクレ)の作品紹介

代替エネルギーなら、リスクはないのか?原発立地自治体の経済構造を、どう考えるべきか?「再稼働か脱原発か」の対立で、両者が見落としているものは何か?3・11後、その独自の分析で高い評価を得た著者が、イデオロギー的に偏らない視座で、原発論議の本質を捉え直す。

原発論議はなぜ不毛なのか (中公新書ラクレ)はこんな本です

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