教員採用のカラクリ 「高人気」職のドタバタ受験事情 (中公新書ラクレ 477)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504777

作品紹介・あらすじ

現在も人気のある教員。いざ挑戦するとなるといくつもの困難が。マニアックなご当地問題が出る筆記、熱血漢が敬遠される面接、演技力勝負の場面指導…切り抜ける裏技とは。教員免許を取るべき教科は?就活との両立は可能?といった「損得勘定」の観点で聖職のタブーに挑む。

感想・レビュー・書評

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  • 教員とは、、、、、教採とわ、、、、?
    世界が狭いにいるだけに、もっと実践的で、机上の考えではない、現実に目を向けて照合するべきでわ??と不服が募る。

  • 教員採用について、教員養成大学、教員採用試験、教育実習などの実際のところ、その裏側をぶっちゃけ口調で解説。
    教員志望者には少しは役に立つ部分もあるかもしれないが、「教員採用試験の一般教養はSPI3より」だとか、「身だしなみは民間企業より厳しい」など、根拠不明な記述や著者の主観では?と思う部分が多いように感じた。また、各章末にウケを狙ったような内容の「まとめ」がついているが、正直、あまり笑えなかった。

  • 流し読みで読了。

    読みやすく教員目指す人って基本真面目な人が多いのでこれ読んで肩の力を抜くのもありかなあと。

    教員になろうというのにあまりに不勉強すぎだなと反省した。制度的なこともそうだが、教養が圧倒的に足らん。地道って大事なはずなんだけどなあ。どこに忘れてきたんだろうか。。

    面接のところにあった「知ったかぶりが一番嫌われる」というのが耳が痛い。
    近年きちんと聞くことが面倒なときがある。。

    やめよう、知ったかぶり

  • こういった本には胡散臭さがつきまとうのだが、本書はあながち的を射ているあたり、何とも言いようがない。

    特に二次面接の模擬授業などは、先輩職員から聞いた通りの話だった。

  • おもしろい視点で書かれていてよかった。
    教師用指導書や教員資格認定試験など、知らないこともたくさんありました。

  • 2次試験対策講座の準備のために読んだ。
    使えそうな資料もGETできた。
    ちょっと裏側から見た教採も面白い。
    学生さんたちに必要なエッセンスを抽出する。

  • これから教員になってみようかなと少しでも考えている学生(高校生~大学2年生)向けの本。カラクリというより、「教採受験の実態教えます。」程度の本。


     「大学を使い倒す」という部分は参考になる。それ以外はそんなありがたみない。面白く書いてあるけど、これを読むなら他の教育学者の本を熱心に読むほうが教員採用につながる。と思うよ。
     苅谷 剛彦とか尾木ママとか藤原和博とか有名どころを読めば大体教育事情は網羅できる。増田ユリヤのフィンランドメソッドの本とかPISA関連で興味深かった。(ちなみに2014現在PISAの結果は日本がフィンランドを上回った。PISAすら受験のように傾向と対策で克服したww)

  • 教員採用試験の裏話的な要素が多く盛り込まれており、今後の参考となる本であった。

  • 教員って、一般就職よりは簡単なんだろうなと思っていたけど、そんなことなかった。
    勉強、指導案などで物理的に忙しいのもあるけど、それに加えてひとりひとりの自由な教育ができなそうやなと感じた。窮屈なイメージ。
    あと、そんなに教員採用と一般就職の併願が嫌われるんやろうか。受け入れ側にもっともっと柔軟な姿勢も求められるし、スケジュールも学生にゆとりを与えられるようにしたほうがいいのでは、と思う。

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著者プロフィール

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年、札幌市生まれ。東洋大学社会学部卒。2003年から大学・就活を主なテーマに
大学ジャーナリストとして活動を開始。関連著作は本書を含めて累計31冊(62万部)にのぼる。近年は「Yahoo!ニュース 個人」で関連記事を執筆し、1~2カ月に1回の割合でヤフートピックス入りを果たしている。2018年には「Yahoo!ニュース 個人 オーサーコメントアワード」を受賞。テレビ・ラジオ出演や高校・大学での講演も多数。2020年からYouTubeの活動も展開中。著書に『就活のワナ』(講談社+α新書)、『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)など。

「2021年 『改訂版 大学の学科図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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