駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)

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著者 : 中原淳
  • 中央公論新社 (2014年5月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504937

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駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 前評判通りであったが、よかった。
    マインドマップにまとめ直したので、折に触れながら見直す。
    新任マネジャーの苦悩というのは万国共通なのだな、と安心。自分だけではない。

  • プレイヤーから(プレイング)マネージャーに移行するための心構えとアドバイスをまとめる。
    文章が非常に分かりやすく書こうとしてあり、スピード感を持って読める。構成も◯
    マネージャーとは何か?
    他者を通じて物事を成し遂げる存在(他者は上司や他事業部の人間を含む)
    プレイングに時間を割き過ぎているマネージャーは業績が低い統計あり
    部下の育成とは?
    1目的咀嚼
    2リスクを取って仕事を任せる
    3適切なタイミングと方法でFBする
    (だめというのではなく、選択肢を与えて自分で判断させる)
    (FBは答えを提示するのではなく、部下に本質に気づき今後の選択肢を拡大するための手助けをすること)
    (改善は具体的な行動にフォーカスすること)
    部下は自分で理解し口にしたことしかできるようにならない

    目的咀嚼とは?
    会社の方向性を部下に自分のメッセージで伝えること
    (顔は会社の方向性、立ち位置はメンバー)
    方向性を出しながらも部下が決められる余地を残すこと
    繰り返すこと→ビジネスにおいて伝えることとは、伝えたことが理解され、相手の腹に落ち、実行される。これではじめて伝えられたことになる
    職場の人間関係を把握することが重要(誰を動かせば誰が動くのか)
    部下の4タイプ分けによりリソースを配分する
    (縦:ポテンシャル 横:成長意欲)
    みんなが仲良く難しくない仕事を粛々とこなす快適空間では人の能力は伸びない

  • 実践的。再読したい

  • プレーヤーからマネジャーに変わる上での課題をどう乗り越えていくか。「経営学習」「組織学習」の研究成果をアウトリーチするために分かりやすく書かれた新書です。

  • 中原先生の本。新任マネージャー向け指南書だが管理職研修の教材としても使えそうな本。Iさんからの推薦図書です。(和田)

  • ミドルマネジャーがすべきこと、マネジャーになった時のとまどい、マネジャーの役割などを、インタビューやアンケート調査から実証的に解き明かしていきます。
    マネジャーの役割を7つに分け、詳細に分析しています。
    単なる理論書ではなく、現場で何が起こっているのか、実際に組織内での機能や役割を明らかにしていきます。
    新米マネジャーにはマネジメントの良い入門書です。
    ベテランマネジャーにも、自分自身のマネジメントを振り返ることができる、良書です。

  • 著者の言葉より「プレーヤーからマネジャーへ移行する際、何らかの形でつまずいてしまうことは珍しくない。自身も「マネジャーへの移行期にいる」という教育学者の著者が、蓄積してきた研究データをもとに、ビジネスパーソンがプレーヤーからマネジャーになっていくプロセスと、そのプロセスをいかに乗り越えるかを解き明かしている。新任マネジャーが乗り越えなければならない課題を、「部下育成」「目標咀嚼」など7つの項目にまとめ、それに対して具体的にどう取り組めばよいかを紹介。“駆け出しマネジャー”とその支援者は必読。」

  • 現役マネジャーと同世代で研究者である著者がマネージャー論を科学した本。
    文中にもある通り、
    「マネージャーたるもの・・・すべし」に始まる規範論や学説ではなく
    若手マネージャーのインタビューや客観的なデータを「共感できる」内容になっています。
    その中で印象的だったのは3つ
    1)マネジャーの役割は「翻訳機」
      (情報を加工し、翻訳を行う。)
    2)ビジネスにおける「伝えること」とは(p149)
      ・マネジャーが口にしたことがメンバーに理解され
      ・腹に落ち、
      ・さらには実行されること
    3)上司による仕事の支援のほか、相手の(外国人の)もつ文化に対してリスペクト・興味をもつ

    ことでした。
    これ以外にも想定される人材評価への壁、その対処法を示してくれます。
    管理職だけではなく、様々なマネジメントをする人(親も含めて)に
    活用できそうな本です。必見です。

  • 新人マネージャーに対しての、マネージング入門書。
    とても丁寧にマネージャーとはなんぞやというところから説明してくれており、また実際のマネージャーたちの言葉も随所に述べられており、実用性の高い入門書となっている。

  • 科研費申請のネタとしてスタッフ・ディベロプメントの新しい手法を考える際にのネタ本として本書をとった。組織における経営人材の中核としてのマネージャーの育成について、非常に多くの示唆を受けることができた本である。中原先生を深く尊敬します。

  • 著者が同年代なこともあってか、共感できることが多かった。一昔前のマネージャーと違い、マネージャーに決まった形はないというのが身に染みた。自分のスタイルが出せるようになるまでは暗中模索しかないか・・・。

  • 新任マネージャーにとって非常にわかりやすいポイントが数多く、かつコンパクトにまとめられている。
    マネージャーへの移行は、「仕事のスターから管理の初心者になる」ことを自覚し、「getting things through others」を心がけること。それに尽きると思った。
    内容に偏りもないため、全ての新任マネージャーが手元におくべき一冊といえる。

  • 気になるセンテンス

    60「プレマネバランス」
    「プレイングに過剰に時間を充てているマネジャー」は一般的なマネジャーよりも職場業績が低い、とあるけれど、どうやって職場業績を評価しているのだろう、この視点は誰なのだろう。

    63 現在のような多様性に満ちた職場では、ノミニケーションが奏功する社会的条件はすでに崩壊している
    ひところそれは確かにそうだったけれど、今ってひょっとして崩壊しすぎて、ちょっとぐらいやったら?という感じではないのかな?

    74 「今ここで助言や指摘をすべきだ」という時機まさに、「教育的瞬間」が本当に難しいし気をどれだけそこに遣えるかかも。

    133 部下育成は「快適空間」「混乱空間」でなく「挑戦空間」をつくること・・・まさにこれは課題だな。

    248 率先垂範、言行一致 つきるところこの姿勢なのでしょうね。

  • 初めてマネージャーになるにあたって、直面する問題・それに対する解決方法を質的・量的研究を基に検証している。このような文章が構成出来るのって素晴らしい。

  • ななめ読み。要再読。
    やっぱり中原さんの本はわかりやすい。

    1.マネジメントプレビューと、2.マネジメントフォローアップに分けて支援する

    1.マネジメントプレビュー
    予防接種。これから起こることを知っておくこと。
    マネージャーになるのは、生まれ変わり。脱皮できないとダメ
    目標租借ができない→部下育成がうまくいかない→自分がプレーヤーするしかない、の悪循環が多い
    理論+現場のマネージャーの声
    当人が「マネージャーも悪くないな、面白そうだな」と思う効果を生む

    2.マネジメントフォローアップ
    昇格後の解毒+栄養剤+作戦会議。
    当人は「腹がくくれた」「吹っ切れた」
    経験をつんだマネージャーが陥るわな=マンネリ、マッタリ、ソコソコ→組織外に飛び出して学ぶ、ものの見方を変える学習が必要
    ex.美瑛町プロジェクト
    重要なのは内省=過去の振返りにより未来をつくること

  • マネージャーの7つの課題はどれも経験する可能性のある課題ばかり。
    大事なことはどれだけ現場を見るかというところである。

  • マネジャーになる前に読むべき本。参考になることが多い。医療関係者でも管理職になる前に読むと参考になる。特にプレイングマネジャーにならざるおえない医療者にとってはそのバランスの取り方などに関しても、現実に則した内容なので参考になるかなと

  • リフレクティブ・マネジャーを読んだ時はちょうど辛い時期で、更に辛く感じてしまいましたが、今回は、経験の中で同じようにしていることや足りないことを冷静に受け止められたと思います。時々思い返して読みたいと思います。

  • 3割の新任マネージャーがプレイヤーからの移行に躓く時代。様々な困難を以下に乗り越え、他者を通じて物事を成し遂げる人になるかを探る一冊。目標咀嚼、政治交渉の課題提示と取り組み方は分かり易かった。以下メモ。(1)結局部下ってのは自分で口に出来て分かったのとしか出来る様にならない。(2)振り返りの核心とは本質への気付きであり、それによる選択肢の拡大である。(3)マネージャーに期待されてるのは翻訳機ですわ。意識したいこと。職場メンバーに同じ船に乗って貰うためのポジティブストーリーを作ること。(4)ロジックには2.つある。会社にとってメリットがあるかどうか。自分の担当する職場に利益が生まれるか。(5)遊泳。普段から接点を作って味方に巻き込んでおく。(6)結局マネージャーになると、やることが個人競技から団体競技に変わる訳ですよね。その都度自分を使い分けることが求められるんだと思うんです。(7)実務担当者の頃は物をマネージするのが仕事でしたけれども、マネージャーになると、人をマネージするのが仕事になります。本は精神安定剤の役割を果たしてくれます。

  • 駆け出しマネージャーのジレンマを解消する考え方や方向性を実事例をもとに書かれ、とても説得力と納得解のある内容でした。



    ・気になるセンテンス
    74 マネージャーと部下が一緒にプレイしている場合、マネージャーは適切なタイミング部下にフィードバックができる可能性がある。「今ここで助言や指摘をすべきだ」という時機のことを「教育的瞬間」と表現します。
    132 部下育成
    やらせた後の振り返り(リフレクション)の核心は「本質への気づき」でありそれよる「選択肢の拡大」です。
    「選択肢の拡大」は個人の努力で変化させることがでこるものであり、「行動」に焦点を絞って行われるべきです。
    248 率先垂範
    人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。▽「率先」は先んじる、人の先頭に立つ意。「垂範」は模範を示すこと
    言行一致
    言葉に出したことと、その行動が同じであること。▽「言行」は口でいう内容と実際の行為

  • マネージャーくらいにならないと稼げないけど、マネージャーとして成長するのも大変だ。日々べんき、日々成長、できる人が重宝されるといあ当たり前のことなんだけれど、大変だ

  • 4月のこのタイミングで本書に出会えたことは、私にとって福音だった。これまで「経験」という言葉でブラックボックス化されていたプレイヤーからマネージャーに移行するプロセスを、データを用いて分析・解説・啓蒙しているところに本書の特徴がある。宗教書的だったり精神論を中心としたビジネス書とは性格が全く異なる。

    著者と同年齢ということもあり、まえがきに書かれている問題意識は、感覚的に近い。また本書を通じて埋め込まれたメタファは、事象の理解を促進するのとともに、ある種の安心感を醸成する。この中原節で勇気付けられる読者は多いはず。Getting things done through others の一節は必読。

    終章の座談会である方が「限界を超えた自分を見てみたいなって思います。」と述べている。これは将来の仕事の展望を語る文脈での言葉だが、仕事以外の日常生活の様々なことにも当てはめられると感じた。未知の土地に自力で訪れる、大学院で学位と取る、子がどうしても理解できない宿題を共に考えるときに新しい方法を試してみる。こうしたことは事の軽重の違いはあるけれども、達成時は限界を超えた瞬間と思える。

  • 社内のマネジメント教育を考える上では読み易く良い本だと感じました。

  • 非常に内容が濃く、おもしろく、ためになる。マネージャーやリーダーの仕事に不安があるなら、取り敢えず読んでおけばいいのでは?
    学習するプロセスを意識して書かれているのでワークショップを受けている感覚になる。

    中原先生の本のなかでも、自分のなかではベスト。

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突然化・二重化・多様化・煩雑化・若年化という5つの職場環境の激変で、いま3割の新任マネジャーはプレイヤーからの移行に「つまずく」。成果を出すために、何を克服すべきか?人材育成研究の知見と、聞き取り調査をもとに、内省と行動を繰り返すことなど、アドバイスを贈る。

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