修羅場の極意 (中公新書ラクレ)

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著者 : 佐藤優
  • 中央公論新社 (2014年6月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505002

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修羅場の極意 (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

  • 佐藤さんらしく心に響く言い回し。文量の割に心にこたえます。

  • 引越し荷物に保険をかける時、自らの家財の値段をリスト化する。段ボールが幾つか。また、現金は銀行口座ではっきりと分かる。それらが資産価値だ。これに加え、信頼できる友人、家族。車や家。自らの肉体を除けば、これらが守るべき価値である。

    これを失う危険性に遭遇することが、修羅場であり、それを回避する策を提案するのが、本著である。テクニックや精神論を示唆してくれる。大事なのは、絶対的価値を持つことだ。

    絶対的価値とは、自分自身の主義、信条、哲学なのだと思う。

  • 無理やり修羅場につなげてる感じ。

  • かなり興味深い内容でした。
    様々な修羅場に関して、マキャベリ、キリスト、ヒトラーなど、そのエピソードを対比させながら、著者の主張を論じるという方法で、明快に修羅場での作法を解説くださいました。
    その根底は、自分の意志を持ち、それを物差しといて、いかに考えていかに行動するかということの大切さかと思いました。

  • アメリカだけでなく英国、イスラエルl、ロシアなどのインテリジェンス機関でもハッカーを重要な戦力にしている。
    プログラミング言語を自由に操ることができるぎーくには言語、民族、国家に対しる意識が希薄。それでスノーデンは罠にはまったのではなくて、つまらない正義感を出してし合った。
    プーチンはスノーデンにまったく好意を寄せていない。プーチンは元インテリジェンスオフィサーは存在しないという発言を好む。インテリジェンス機関に勤務した者は、一生この世界の掟に従うべきだと。
    死ぬ覚悟ができている、ともに沈めというところまで腹をくくらないと喧嘩には勝てない。

  • マキアベリ、君主論、愛されなくてもいいが、恨まれることなく、恐れられる存在にならなければならない
    イエス、受けるよりは与えるほうが幸いである
    ヒトラー、政治とは、ある民族がこの現世での存続を求めて行う生存闘争を実行していく上での技術である

  • キリストのような超メジャー人物を始め人間から修羅場についての考察を説く。
    西原先生との対談が身になる。最悪を想定せよ!

  • 憎しみは、人の眼を曇らせる。その結果、敵の論理や動きを正確に判断することが出来なくなる。そして、間違えた対応をしてしまう。

    「受けるよりは与える方が幸いである」

    これからの時代は、望むと望まざるとにかかわらず、ひとつの国、ひとつの組織、ひとつの仕事だけに頼れなくなっていきます。そうした中では、「自分の生き方、働き方を、自分で決めていく」ことが求められる。

    仕事に熱中し、前だけ見て働き続けていても、よい結果はでない。定期的に休みを取り、自分の仕事を観察し、反省することが必要である。

    人に好かれる、何か言われてもはね返せる強さが身に付けばいいなと思っています。

  • <何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある>「時」を待って行動に移る。決して、時期尚早な戦いをしてはならない。と。
    修羅場の技法として最も効果的なのは「個人が個として書き言葉にむかいあい、自立的に思考する」事らしい。
    著者の言う所の「修羅場」が主に国家権力との対峙にフォーカスされているので、ちょっと話が高尚というか一般市民のレベルからはかけ離れており、参考になる部分は少ないような。

  • 修羅場とは、継続的に闘争が起きている場所を指す。

    圧倒的な知識量から古今東西のテキストを用いて、修羅場において人がどう切り抜けてきたかを解説する。

  • 20150117
    独房での心理状況

  • 修羅場には遭遇しないほうが好ましいが、そういうわけにもいかない。数々の修羅場を経験してきた筆者が、著名人等の言葉を引用しつつ修羅場ならないよう、なってもに立ち向かえるような心構えを説く。宗教や哲学なと難しい部分もあるが、読むほどに深まる内容。

  • 修羅場の極意と、処世術としてまとめられているが、引用された話と本人の体験から解説されているところが興味深く、すらっと読めた。獄中の話、スパイ絡みの話が多いので面白いのかもしれない。
    引用されている人物も多岐(ヒトラーから安藤美冬さんまで)にわたる。
    気になった点を幾つかメモ

    塀の向こうの話では、リンゴの差し入れという話。未決囚は自分で食品を買えるが、リンゴは自分で買えるリストに入っていない。

    トップに立つものは、専門家から助言を得るにしても、その場ではなく、自分で考え抜いて結論を出す。そして、多少の迷いが生じても、それを貫く。

    経済学はインテリになる科学的方法、小説は直接我々の心情を通してインテリにするものだ。小説も読めよと。

    一人合宿(情報遮断してこもる)。日常を一時的にリセットする。安藤美冬

  • ヒットラーやキリストのみならず安藤美冬も登場する、著者の幅広い認識のなかから修羅場の極意を紹介される。
    新書一冊という制約の限界はあるけれど、著者の北方領土にかけた外交官時代と裏切り、その修羅場と歴史上の人物たちの限界極まったときの処世術は場当たりではない処世の習う点がいまみえる。過去の佐藤優の著作も読み返してみよう、。

  • 鋭さというか、本質のつき方が昔と比較して
    弱くなった気がする。

  • 外務官僚だった佐藤氏の著書。色々とレベルが異なることを書かれているので、人によって違う印象を受けるのでは?
    神学者の項が気になった。「あなたが他人の気持ちになって考える努力をすると、自然と言葉の使い方も異なってくるようになる。その結果、あなたの行動が変化する。この影響が自然と他人に及ぶ。」
    言葉はコトの葉。口先だけでは直らないけど、すごく大事。
    西原理恵子との対談もよい。最悪の事態を想定する。うん、大事。

  • マキャベリ 君主論 フィレンツェの官僚

    新君主にあっても、軽軽しく信じず、軽軽しく行動を起こさず、さらにまた、自分の影におびえてはならない。相手を信じすぎて、思慮をなくしたり、かといってあまりに不信の気持ちを抱いて狭量にならないように、思慮と人間味をもって落ち着いて事を運ばなくてはいかない


    君主はたとえ愛されなくてもいいが、人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でなくてはならない。なお恨みを買わないこと、恐れられることは立派に両立しうる。これは為政者が、自分の市民や領民の財産、彼らの婦女子にさえ手をつけなければ、かならずできるのである

    信義を裏切るような、目的合理的な人が政治の世界では勝利する

    トップに立つ者は、助言を絞り込む必要がある。専門知識のある者の
    助言を受けるが、その場で結論を出さず、自分の頭でよく考え、決断する。一度決断したら、その後、多少迷いが生じても、決断を断固貫く

    壁にぶち当たった時 イエス 受けるよりは与える方が幸いである

    プーチン 元インテリジェンスオフィサーは存在しない。インテリジェンス機関に勤務したものは、一生この世界の掟に従うべきだ

    西原 相手にいじわるされたからと仕返しすれば、自分も相手と同じレベルに落ちる。だから仕返ししてはいけないといいますが、ケンカってよりえげつないほうが勝つので、同じレベルでも勝てない。もっとレベルを落とさないと。奥さんど同士の悪口の言い合いでも、よりえげつなくとアドバイスしています

    山崎拓 不倫騒動 私は浮かぶけどあんたは沈めといった程度の心構えでは喧嘩に勝てない。私は死ぬ覚悟ができている、ともに沈めというところまで腹が決まっていれば、喧嘩に勝てる

    教育は重要です。修羅場を切り抜けるにためには教育は役に立つ

    人間が本当に怒る時は二通り。本当の事をいわれたか、とんでもない大嘘をつかれた時

    本当の悪党は捕まらない。ほとんどの犯罪は巻き込まれ型だ

    巻き込まれない、巻き込まない

    コヘレトへの言葉 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある

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修羅場の極意 (中公新書ラクレ)の作品紹介

修羅場には独自のルールがあり、それに対応する作法がある。イエス、宇野弘蔵、西原理恵子ら多岐にわたる達人から、どんな極意を学べるか?ヒトラーら反面教師の「悪知恵」とは?外交と政治の修羅場を駆け抜け、獄中で深い思索を重ねてきた著者が贈る、実践的アドバイス。

修羅場の極意 (中公新書ラクレ)はこんな本です

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