野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)

  • 97人登録
  • 3.72評価
    • (6)
    • (11)
    • (10)
    • (2)
    • (0)
  • 13レビュー
  • 中央公論新社 (2015年8月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505330

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • みなさんのレビューのとおりpitch f/xについて記載された第3章が興味深い。
    トラッキングシステムをトレーニングやチーム強化に活用した弱者が強豪を破る。
    そんなチームを見てみたい。そこに自分が関われたら…
    それが自分の夢だ。

  • セイバーメトリクスの指標の説明。
    トラッキングシステムにより、投手の投球の軌道を分析。
    投手の投球の軌道の紹介と、投手の分類がとても面白かった。
    横浜でいうと、平均型の今永、ホップ型の濱口、サイドスロー型の井納、真っスラ型の石田、という感じか?真っ垂れ型はいたかな…。
    それぞれのタイプに長所があるので、指導者としても柔軟な育成が求められますね。従来のように、"綺麗なストレートを投げろ"では良くないはず。
    コラムで、元横浜DeNAのモスコーソ投手が紹介されていて嬉しい。好きな選手でした。

  • セイバーメトリクスの理解の再確認とトラッキングシステムの理解の深化に。

  • 二男が購入。

  • 赤かかかかかかかかかかかかかかかか書きかかかかかかかかかかかさささかかささかさかかかかかきかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかカカかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかくかかかかかかかかかかかかかかあかかかかさあ

  • いまはやりのセイバーメトリクスについての入門書、ネットを調べればわかる知識がおおいですがそれが体系的にまとまっている一冊。後半にはpitchf/xについて議論があってワクワクがとまりません

  • 野球の統計的分析指標「セイバーメトリクス」入門と、アメリカで本格導入されている投球・打撃・守備の画像解析システム「トラッキング」の紹介。

    近年、従来の打率や防御率といった旧来の指標だけでなく、選手の活躍具合を測る指標としてファンの間でも用いられるようになったセイバーメトリクスについて簡単に知りたくて本書を手にとった。

    野球の勝敗に正の相関をするのは得失点差であるという統計的なデータを発想の基礎とし、野手・投手の成績・プレーを元にその選手の活躍度を得点に換算しようというのが、セイバーメトリクスの目指すところのようである。
    目指すところがはっきりしているので、様々に算出される指標も結構分かりやすい。

    トラッキングについては最新の画像解析をもとにした変化球分析だけ簡単に紹介されている。

    いずれもさわりだけという感じではあるが、今後の野球選手の評価の仕方、あるいはファンの楽しみ方の方向性の一つを示すようで興味深かった。

  • OPSなど有名な数値は知っていたが、ある程度まとまったものを読みたかった事もあって、平積みを衝動買い。日本では「濃い」ファン以外はまだまだ打率や防御率といった指標のみでの選手評価が主流のように感じるが、今後は徐々にセイバーメトリクス的数値が一般にも浸透してくる事を期待したい。

  • ・セイバーメトリクスの各種指標の解説は勉強になるし、面白い。もっとこうした指標が日常的に手軽に見られるようにならないかな。
    ・トラッキングシステムに関する座談会は、やや理解が難しい部分もあるけど、そう遠くない将来の未来像なんかが話されていて、リアルな期待感を持てた。特にピッチャーの投球を今よりも細かく分析してくれると、より面白くなるんだろうなあと思う。早くこうしたシステムが日本に浸透することを心から期待したい。

  • セイバーメトリックスが進化している。よく知られているのは出塁率+長打率で導かれるOPSだが8月末時点でセリーグトップは山田の1.025、パは柳田の1.072、因みにバース様は通算OPSが1.018、そして王は1.0800とMLBを含めても歴代3位でトップはベーブ・ルースの1.164。NPBでは74年の王1.293、86年のバース1.258と続く。

    他にもピタゴラス勝率と言うのもある。得点の自乗/(得点の自乗+失点の自乗)が勝率と高い相関関係が有る。NPBの場合厳密には1.7乗だそうだがそこは無視して今年の阪神を計算すると118試合が終わって勝率.521で首位をキープ、しかしピタゴラス勝率は401x401/(401x401+477x477)=.414となる。過去に実際の勝率とピタゴラス勝率が最も離れたのは2004年のヤクルトでその差.085、このまま逃げ切ればサイバーメトリシャンには興味深いデーターになるだろう。

    セイバーメトリックスが進化しているのはトラッキングシステムで、サッカーの試合でボールと人の移動を記録し続けるように、野球でも1塁側、3塁側とセンターのカメラでボールと人の動きだけでなく、投球の軌道や回転数までもデータ処理しているのだ。MLB.comでは速報で1球ごとにボールの軌道を表現している。

    ここでわかったことは普通のピッチャーのストレートはまず、シュート回転している。ボールを投げると逆回転がかかり揚力が働くが、例えばサイドスローで投げれば普通はシュート回転する。オーバースローでも腕を真上から走らせない限り傾いた分だけシュート回転がかかるのだ。それでもピッチャーごとに違いはあり藤川球児はシュート回転が少なく縦回転が多い為自然落下のボールほど沈まない。これが伸びるボールの正体だ。逆に岩隈は縦回転が少なく横回転が多い。藤川は伸びるボールで空振りを取り、岩隈は横に動かして芯を外す。

    通常は球速と回転数が比例するが中には玉が遅くても回転数が多い投手もいる。遅くても伸びる球の代表が和田だ。ヤンキースのリベラが投げたカットボールはなんとストレートより伸びる。他にこんな球を投げる投手がいないのでバッターは対応に苦労する。体を倒して真上から投げる岡島のストレートの軌道は右のリベラが投げるカットボールの軌道にそっくりで、しかもカーブが縦に落ちる。むしろ右の藤川のカーブと似た軌道を描くという気持ちの悪いボールなのだ。顔があっち向いて投げているだけでなく、バッターからすると左投手なのに球の軌道はむしろ右投手と言う嫌なピッチャーだったということになる。

    昔はボールがおじぎをするというと悪い例の代表だったが今のMLBの基準では標準的な球から外れるのが良いことになる。マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスがその代表でストレート、カットボール、シンカーが縦の変化量はは同じくらいで横に動く。シュート回転でさらに沈むチェンジアップとカーブ回転のスライダー、さらに沈むカーブまである。いわゆるジャイロボールがどういう変化をするかというと、ほとんどしない。縦にも横にも(厳密には少し動くが)ずれないそれがライフル回転のジャイロだ。

全13件中 1 - 10件を表示

データスタジアム株式会社の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
落合博満
デール カーネギ...
シーナ・アイエン...
三浦 しをん
ジャレド・ダイア...
トマ・ピケティ
ジェームス W....
有効な右矢印 無効な右矢印

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)を本棚に登録しているひと

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)の作品紹介

打率や防御率だけで選手を評価する時代は終わった。プレーの真の価値をはかるセイバーメトリクスを知らなければ、もはや熱心な野球ファンとは言えない。さらに、グラウンド内で起こるあらゆる出来事を記録するトラッキングシステムを知れば、野球の楽しみ方は無限に広がっていく。

野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ)はこんな本です

ツイートする