教えて! 学長先生-近大学長「常識破りの大学解体新書」 (中公新書ラクレ)
- 中央公論新社 (2017年3月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121505798
作品紹介・あらすじ
志願者数日本一、マグロ、ド派手な入学式等で注目の近大だが、ベースにあるのは地道な実学教育。医学部長・病院長を務めた現学長が明かす、知られざる強さの秘密とは?不本意入学者のやる気を高めるための試行錯誤を紹介し、序列・偏差値といった、「固定概念を、ぶっ壊す」一冊。
感想・レビュー・書評
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23234511詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近代学長塩崎さんの確立されたポリシーに触れることができる本。ただ、氏が批判している偏差値ベースの大学序列と、広報・イメージ戦略で入学生徒を集めているマンモス校の戦略は、方向で言えば同じであるように思う。生徒が多く、資金力がある大学生に人気が出て、その大学の偏差値基準が上がるに過ぎない。
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2017.04.23 HONZより
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【由来】
・図書館の新書アラートか大学の図書館で見たか
【期待したもの】
・大学経営ということについて、少しでも上流意思決定者の雰囲気や考え方が分かれば
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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近畿大学について知りたい、親にお勧め。確かに学長として、大学のアピールをされていますが、うーん、受験者本人にとって魅力な情報かは分かりません。親御さん向け、な、気がします。後半は、質問に対する学長が返答するのですが、納得できること、魅力的な答えではありますが、素と言えば素な答えであり、オーソドックスさが目立ちました。
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本書は近畿大学学長自身の大学経営上のマインドについて書かれている。文体はわかりやすさが、かなり意図されたものになっており編集者の力量が目立つ。1章は大学に関する一般論にふれ、2・3章で具体的な取り組み事例が紹介されている。3章のタイトルにあるとおり「稼ぐ大学」の意識をもてるかどうかは、今後の大学経営上の重要な視座となる。素人臭くない広報業務が、同大の今の評判を作ったことがよくわかった。4章では学長の人生論となっており、大学の顔としての学長の人柄がよくわかる。学長自身を質的に説明することで、いつのまにか大学によいイメージを持たせる本書の構成は、編集者の作戦勝ちといえよう。
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類書を読む前なら、もう少し驚いたかも。
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ごくあっさりした内容ですが、近畿大学のすごさがわかりました。できればもう少し内容の濃い本が読みたいです。
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近大がどうやって大きくなってきたのか。大学として色んな新しい分野を開拓してきたことがわかった。
うちの大学も見習ってほしい。。。