オックスフォードからの警鐘 - グローバル化時代の大学論 (中公新書ラクレ 587 グローバル化時代の大学論)

著者 :
  • 中央公論新社
3.57
  • (5)
  • (13)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 172
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505873

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小熊英二からの続きという感覚で読む。以前に読んだこの著者の本はもっと面白かった気がするのだが。。。雑誌への寄稿の寄せ集めだから冗長になってしまったのもあるか。

    世界の(主にイギリスの)グローバルの大学の様子と、日本の空回りする大学グローバル化を対比して嘆く。日本の文系学部にも独自の道があると説くが、なかなかイメージできないなあ。

    Anywhere(どこでも行ける)とSomewhere(どこかに留まる)の対比は響く。非英語圏では高学歴でもSomewhereなのだ

    大学のグローバル化を引き起こしている需要側の要因は中国からの大量の留学生

著者プロフィール

オックスフォード大学教授

「2023年 『新・教育の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苅谷剛彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
アンデシュ・ハン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×