オックスフォードからの警鐘 - グローバル化時代の大学論 (中公新書ラクレ 587 グローバル化時代の大学論)
- 中央公論新社 (2017年7月6日発売)
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感想 : 20件
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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121505873
感想・レビュー・書評
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小熊英二からの続きという感覚で読む。以前に読んだこの著者の本はもっと面白かった気がするのだが。。。雑誌への寄稿の寄せ集めだから冗長になってしまったのもあるか。
世界の(主にイギリスの)グローバルの大学の様子と、日本の空回りする大学グローバル化を対比して嘆く。日本の文系学部にも独自の道があると説くが、なかなかイメージできないなあ。
Anywhere(どこでも行ける)とSomewhere(どこかに留まる)の対比は響く。非英語圏では高学歴でもSomewhereなのだ
大学のグローバル化を引き起こしている需要側の要因は中国からの大量の留学生詳細をみるコメント0件をすべて表示