君主論 (中公クラシックス)

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制作 : Niccol`o Machiavelli  池田 廉 
  • 中央公論新社 (2001年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121600028

君主論 (中公クラシックス)の感想・レビュー・書評

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  • 君主論は「マキアヴェリズム」として長い間攻撃されてきた。

    しかし、真のリーダーがいない現在は含蓄のある言葉が並んでいる。

    国家・人をよく観察し、具体論を展開していく内容は本気で国の将来を心配し、苦言を呈しているのがよくわかる。

    悲しいほどの現実主義であり、大いに参考になる。

    でも、いい人と見せたい自分との乖離がある。

    自分を悪く見せても結果を出す、この危害が重要なのであろう。

  • 目からウロコが落ちまくること請け合いです。含蓄に富む言葉の数々。悩んでる人はもちろん、悩んでいない人にも。人生で、この本に出会えた人は、幸せかもしれない。そうおもわせる内容だと思いました。

  • ルネサンス期のイタリアの風雲児をモデルとして理想の君主像を、時の外交官マキャベリが述べた本。歴史的な君主を例に挙げたりしており、人の上に立つべき人について考えさせられる。

  • 1532年に刊行された古典で、基本的に「国の君主とはかくあるべき」という旨で書かれているのですが、現在のリーダーにも当てはまるエッセンスが満載です。
    自分が掲げる指針に対して持つべき矜持、「ヒト」の扱い方など。

    「われわれ人間の自由意思は奪われてはならないもので、仮に運命が人間活動の半分を、思いのままに裁定しえたとしても、少なくとも後の半分か、半分近くは、運命がわれわれの支配にまかせてくれているとみるのが本当だと、私は考えている。」

    時代の変化を先見し、変化に即した方策を用意することで運命の半分は支配できる。
    言うは易しとはいうものの、こんな考えを念頭に置いておくだけでも、人生や運命に対するスタンスや、日々の行動が大きく変わってくるのだろうと思います。

  • 目的のためには手段を選ばないという意味のマキャベリズムの
    由来となったマキャベリの代表的な作品。
    デカルトは近代哲学の父といわれるが、
    マキャベリは近代政治学の祖と言われるらしい。

    結構前に読んで、そのときは読みやすくて面白いと感じたけど、
    今読むと、当時ほどの面白さは感じなかった。
    君主論というのは今で言えばリーダー論ということになるので、
    その手の本をたくさん読んだ後では、古典過ぎるのかもしれない。

    マキャベリが想定している君主(リーダー)の特徴は
    1)軍事を唯一の目的とする。
    2)聖人君子ではなく、必要ならその正反対の態度がとれる。
    の2つに要約できると思う。
    これは明らかに、戦時に必要とされるカリスマ型リーダーの典型だと
    思われる。
    マキャベリは毒薬で有名なチェーザレ・ボルジアを想定しているようだ。

    現代ではカリスマ型リーダーというのはあまり聞かなくなったが、
    カリスマとまではいかなくても、上記のような特徴を求められることはある。
    特に2)について、マキャベリ自身の言葉を引用すると、
    「君主、特に新しい君主は、人間が良いと考える事柄に従ってすべて
     行動できるものではなく、権力を維持するためには信義にそむき、
     慈悲心に反し、人間性に逆らい、宗教に違反した行為をしばしば
     せざるを得ない、ということを知っておかなければならない。」
    という表現になっているが、これは今でも十分通用する考えだと思う。
    ようするに、悪者になれるか?と問われているんだと思う。
    誰も悪者にはなりたくはないが、そういう時は必ずある。

    但し、現代ではカリスマ型とは違ったグリーンリーフのサーバント・
    リーダーシップのような考え方もあるし、自分にあったやり方を選べば
    いいとも思う。

    最後に、君主論については、当時のイタリアの状況がわからないと
    理解しにくい部分も多い。
    その辺の勉強をしてから、改めて読み直してみたいと思った。

  • 経営者でもなければ、部下を持つ立場でもないが、将来、組織の階段を登りつめる私(笑)には必要かなと思い購入。
    今と昔じゃ社会の仕組みが異なるが、ピラミッドの上に立つ者が下の者を扱う考え方は通ずるものが数多くある。
    人を切る非情さを持つこと、それを実行に移せることが、凡人と非凡人を隔てる要素の1つだと感じた。

  • 君主がどうとか、政体がどうとかは置いといて、運命に対する考え方とか一部には現代にも通ずる考え方だと思う。
    とりあえず読んでみたかった本だったし悪くない訳だったってことで。星はこの数。

  • 本当はよい本なのでしょう。

    個人的に合わなかっただけ。

  • 好きなんだよな。

  • 読んだきっかけ:成毛眞『本は10冊同時に読め!』から

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