人間不平等起原論・社会契約論 (中公クラシックス)

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著者 : ルソー
制作 : Jean‐Jacques Rousseau  小林 善彦  井上 幸治 
  • 中央公論新社 (2005年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121600790

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人間不平等起原論・社会契約論 (中公クラシックス)の感想・レビュー・書評

  • 【熊谷英人・選】
    フランス革命について考えれば考えるほど、ルソーの思想的影響力の巨大さを思い知らされる。好き嫌いはあれど、政治・社会、さらには人間一般について考えたい人にとっては必読の文献。

  • ひとまず「人間不平等起源論」を。
    ルソーが自然を理想とし、社会を反理想としていることがわかる。原初的でありながら、かつ目指されるべきものとしての自然状態。

  • 「人間不平等起源論」は、性善説と自然主義が混じった思考実験であり、なかなか徹底している。注を読むとビュフォン『博物誌』が大きな影響を与えているのに気付く。人間が肉食動物か、草食動物かというあたりから、人間の本質について検討しているのだ。ほかにはコルディアックの言語起源論、オランウータンの生態を報告した旅行記などからも影響をうけている。『社会契約論』は、「自己保存」の社会契約によって結合した個人が、一般意志のもとで主権者となり、立法を行い、代理として政府をたて執行権をゆだねるというもの。民主制については、「これほど完璧な政体は人間には適さない」といっている。よく評価しているのは、選挙をともなう自然的な貴族政体であって、君主制がその下、世襲的貴族政体が最悪だそうだ。ローマの歴史はよく調べてあり、また、マキャベリやロビンソンクルーソーも引かれる。宗教にもケンカをうり、今のキリスト教は聖職者の宗教であり、人間の宗教にならねばならず、そもそも宗教は力をもつなともいう。一般意志がかなり怪しく、全体主義の起源と読めなくもないが、ルソーは理想と現実を双方おっているので、そうなってしまうのだろう。彼の人生はハチャメチャである。

  • [ 内容 ]
    ルソーには近代の全てがあるといわれる。
    大革命の先駆をなした詩人思想家の二つの代表的民主主義理論。

    [ 目次 ]
    人間不平等起原論
    社会契約論

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