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- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121601056
作品紹介・あらすじ
日本はどうあるべき国家か。その像を求めた昭和戦前期最大の問題作。
感想・レビュー・書評
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皇室を日本の歴史の歩みを振り返った中で、相対化して述べること。それ自体は発禁になりはすれ、死刑に値するほどのことではないだろう。
自身が大陸の革命に足を踏み入れ、社会変革に並々ならぬ造詣があったこと。それ自体は監視や収監の対象となりはすれ、死刑に値するほどのことではなかっただろう。
上記二点に加え、青年将校への影響の深さが決定打となり、あたかも事件のフィクサーというレッテルを貼られた。
現代のメディアや論壇がつくる単純化されたいわゆる右翼像と大きく異なることが、何よりも北を理解することの妨げになっていると常々思っている。
左派系の思想も多様にあるが、保守系の思想ももはや保守と言えない思想が多様にあることを現代社会は教えてくれないなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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