ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書 290)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121902900

感想・レビュー・書評

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  • ルワンダ銀行総裁となった服部氏が同国経済の立て直しに尽力する話。所々わからない部分があったが、経済学の知識をもとに現状を分析し、銀行マンを超えた行動力や交渉力で周りを動かすこと、また周りの人から信頼されること、それは無私の心で働くことによってなされたのではないかと思った。今度尊敬する人は誰ですか、と聞かれたら、服部正也氏って答えたいな。

  • 2023.05.07
    職業人としてただただ尊敬します。

  • 行きつけの店で買ったルワンダのコーヒー豆の味に感動していた時期に書店でルワンダという題に目にとまり読んでみました。貧困や独立、内戦といったうっすらとしたワードの知識しかなかったので50年以上前にルワンダにわたり経済発展を牽引した日本人がいたことに驚きました。金融や為替など普段馴染みのないジャンルなので読むのに時間がかかりましたが著者が不屈の精神でルワンダの再建そして発展に導く姿勢にひきこまれました。

  • ルワンダの中央銀行総裁として着任した服部総裁の記録。財政や国際収支の赤字や未熟な組織、物理的条件の不利など困難を極める中でルワンダ国民のために経済改革を行った。 人間としてとてもかっこいい。

  • テーマは堅いのかな思っていたが、どちらかというと難問に立ち向かう冒険ストーリーのよう。わくわくしながら読める。

  • なかなか読み進められず。しかし、アフリカで活躍した日本人の草分けとしての筆者の体験談はリアル。

  • 中央銀行の通貨とか金利とかのイメージを覆して途上国の独裁政権のような振る舞い。いい意味でトロピコ。

  • 国をめぐる経済再生ノンフィクション。

    「ホテル・ルワンダ」で知ったルワンダの前史。
    こんな日本人がいたのだな。実力ある清廉さ。

  • 支援の成否は、その国、国民に対する差別偏見なんだなぁ。

  • 第10回アワヒニビブリオバトル「若者に贈る一冊」で紹介された本です。
    2016.03.08

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