カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書 385)
- 中央公論新社 (2017年9月20日発売)
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感想 : 17件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121903853
感想・レビュー・書評
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1975年に発売されたものの、カラー版。
時々、変わった角度から歴史を見つめたくなる。
非常に有名な画家であれば、名前や作品くらいは出て来るけれど、流れとして見ることはなく。
ある同僚の話をきっかけに、社会的背景と絵画の繋がりを意識したのだった。
ロマン主義〜新古典主義〜写実主義〜印象派〜新印象派〜象徴主義〜ゴッホ〜ナビ派
絵画の価値を認識する層が、貴族や教会であった頃から、市民へと移ってゆく。
そこでは描こうとする対象に変化があり、想像から現実、現実をより具体的に、いや具体性よりも己の理想を、心をと目まぐるしく変化する様子がこの上なく面白い。
科学の台頭や、カメラの出現、他国との交流の中でその時に生きていた人が、人生を以て描くもの。
流れにすると一部のように思ってしまうけれど、その一枚がその人であるということ。
上手く言えないけれど、感動する。
下巻買わなきゃ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示