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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122000223
感想・レビュー・書評
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60年前に書かれたにもかかわらず、そして文章・文学を女性的=抒情的、男性的=論理的と分析するような現代のジェンダー論からすると古い記述が見られるにもかかわらず、今読んでも充実して筋の通った文章論。
しきりに森鴎外が引用されるのに、漱石にはまったく触れていなかったり、志賀直哉の文章も随分賞賛していたり、現代とは違う近現代作家への評価も古めかしくも興味深い。
文庫解説によると、この本は元々『婦人公論』の別冊付録として世に出たというからびっくり。その5ヶ月後には単行本として出版されたようだが、当時の雑誌のハイレベルさが伝わる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【閲覧係より】
“あらゆる様式の文章の美しさに敏感”ならしめること。格調と気品に満ちた文章を志す、妖艶な美文と唯一無二の個性・三島由紀夫による文章作法とは?
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所在番号:文庫||MIY
資料番号:20036938
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090404(a 090422)
100625(a 100711)
不明(不明 100718)
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